アメリカでは栄養士さんから食の講義も受けました。
近年健康志向はますます高まりつつあるけれど、ネットやテレビなどいろんなところにありとあらゆる情報があふれているので、正直消費者は混乱してしまっていたり。
たしかにわたしもテレビの影響で、あれが健康によい!と聞けばすぐに飛びついちゃうし、また別の日のテレビでは、いやいやこっちですよと、今はこっちが最新ですよといわれれば、またそれも食べなきゃと。
また、去年はこれがいい!って言われていたものが実はそれは間違いでした!みたいな情報もバンバン出てくるし、ほんとに・・・摂取なくちゃいけない栄養素やお肌によい食べ物とか、日焼けしたときにはこれ、とかがたくさんあって食べなくちゃいけないものいっぱいで困ってるんですよね(笑)。
栄養士の先生いわく、大事なことは、
- 良質なたんぱく質を毎日とること
- バランスよく食べること
- なるべくたくさんの食材から栄養を摂ること
- 運動をすること
うんうん、わかっているつもりでも忙しいとつい食をおろそかにしがちだし、忙しいのを理由に運動サボっちゃってるし、、、、、最近。
そうそう、アメリカといえば国民食=ハンバーガー!なイメージだけど、
最近ではハンバーガーに山盛りのフライドポテトを付け合せにするのではなく、お店によっては代わりにグリーンサラダを選べるようになっていたりするんですって。
女性は特に「痩せたいから!」という理由により、勝手に肉を悪者扱いして野菜しか食べなかったりするけれども、人間にとって重要な栄養素がたんぱく質で、きちんとたんぱく質をとっている人のほうが体重をコントロールしやすいのだそう!
これ、重要ですよ!
たんぱく質摂取に非常にお勧めな食材が牛肉(やっぱりねそう言うと思ってたよ!なぜならアメリカン・ビーフを知るために今回アメリカにやってきたのだから)。
良質な赤身の牛肉は、たんぱく質やエネルギーの元になるだけではなく、胃袋を満足させてくれるのです!たしかにお肉食べると脳から幸せホルモンが出る気がする~~
さらに赤身のお肉はカロリーを押さえつつもたんぱく質をしっかり摂取できるし、鉄分もとれる。
歳を重ねた女性は特に鉄分を摂るのが重要で、鉄分不足はうつ病になるそうですよ←いやこれわたしのことだ・・・!
つまり・・・
質のよいたんぱく質を1日3食バランスよく摂ること、栄養素はいろんな食材食品から摂取すること
講義でしっかり頭を使った後は、会場にケータリングランチが用意されていました!
それがまためちゃくちゃ美味しかったんです!美味しくてヘルシーでおしゃれでびっくり!
やわらかいパストラミビーフをたっぷり挟んだライ麦パンのサンドウィッチに、紫キャベツとにんじん、豆が入ったインスタ映えしそうな野菜サラダ。
それからこれは甘く炊いたお豆。日本の甘い煮豆にも似ていてちょっと懐かしい感じも♪
どれもほんっと美味しかったです!
というわけで、今回ご紹介するのはビーフと野菜、お豆が一皿で摂れちゃうオーブン煮込みレシピ。カレーとかシチューとか、ほら、お肉も野菜も入ってそれ一皿で完結できちゃうメニューってあるでしょう?そういうイメージで作りました。
うまみたっぷり!食べ応えのあるごろごろビーフと、とろとろになった甘いたまねぎとにんじん、そこへドライトマトの酸味がキリッとアクセントになっていて、めっちゃ美味しいです。ご飯にも合います!
アメリカン・ビーフと豆とドライトマトのダッチオーブン焼き
材料(4人分)
- アメリカン・ビーフ(牛肉)肩ロース(かたまり) 500g
- 塩、ブラックペッパー 適量
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1本
- にんにく(みじん切り) 2片
- ひよこ豆(水煮) 100g
- ドライトマト(刻み) 30g
- 水 200cc
作り方
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1.アメリカン・ビーフは3cm角くらいに切って塩、ブラックペッパーを振る。玉ねぎはくし形に、にんじんは5cm長さのスティック状に切る。
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2.ダッチオーブンを強火で熱して少量のオイルをひき(分量外)、(1)の肉を広げて入れる。色がついてきたらひっくり返し、玉ねぎ、にんにく、にんじん、ひよこ豆、ドライトマト、水を入れる。ふたをし、そのまま5分加熱する。その間にオーブンを180度に予熱開始。
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3.蓋をしたままダッチオーブンごと、180度のオーブンに入れ、90分加熱する。
(ダッチオーブンをお持ちではない場合は、ルクルーゼなどのお鍋でも代用できます。それもお持ちでない場合は、厚手のお鍋で水を足しながら弱火で2時間ほど煮込みます。) -
4.味を見て、塩で調える。
これで作るとほんっとに食材が美味しくなります。お肉、ほろっほろになります!