発酵に発酵を重ねることで、
味だけではなく
免疫にも効くひと品に
発酵食品を使った漬け床に漬けることでアメリカンポークをよりやわらかくし、
旨味を増幅させたポークソテーに。更に、加熱しない生発酵ソースを重ねればさらなる免疫アップ効果も!
まずは押さえておきたい
基本となる
発酵ポークソテーの作り方
ポークソテーは、厚切りの肉を焼いてソースをかけるごくシンプルな定番レシピ。だからこそ、肉質がきめ細やかでジューシーなアメリカンポークがオススメです。以下のポイントを押さえれば、誰でも簡単に美味しく焼き上げることができるのでぜひチャレンジしてみて。
[材料]2人分
- アメリカンポーク ロース とんかつ用…200g
-
A
- ヨーグルト…大さじ4
- 舞茸(みじん切り)…小さじ2
- サラダ油…小さじ2
- 季節の野菜…お好みで
[作り方]
- アメリカン・ポークに塩(分量外)をふり10分おく。
〈漬け床A〉の材料を混ぜ合わせる。
肉をキッチンペーパーで巻き、漬け床とともに保存袋に入れ、冷蔵庫でひと晩おく。 - 1の肉を常温に戻す。
フライパンに油をひき、弱火で片面に焦げ目がしっかりとつくまで焼き、ひっくり返して火を止める。
野菜を入れ、蓋をしたら余熱で仕上げる。
圧倒的に美味しく作れる
ソテーの方法
ちょっとしたひと手間をかけるだけで定番料理のポークソテーがこんなにも美味しくなるなんて!まるでプロの洋食店のように、驚くほどやわらかくしっとりジューシーに仕上げるための焼き方をレクチャーします。
1肉に塩を振る
肉は塩を振って余計な水分を出しておくことで、仕上がりの旨味がグンとアップする。
2弱火でしっかり焼く
フライパンに油をひいて、弱火で時間をかけて焼くことが重要。ひっくり返さず我慢。途中で焼き加減を確認するくらいはOK。
3肉を返して火を止め野菜を入れる
片面が写真のような美しい色に焼きあがったら、肉をひっくり返して火を止める。すぐに準備しておいた野菜を入れる(無くてもOK)。
4蓋をして余熱調理
野菜を入れたらすぐ蓋をして、そのまま5分待つ。余熱でゆっくり火を通せばジューシーに仕上がる。
発酵の免疫力アップ効果を
100%身体に取り込める
加熱しない「生」発酵ソース
発酵食品に含まれる酵素や、人の身体に良い効果をもたらす微生物は熱が苦手で、一般的に60℃以上の熱を加えるとその効果が失われてしまいます。ならば、加熱しないソースをあとで料理にかければ問題解決するじゃない!ということで、ポークソテーと抜群に相性が良くて、簡単に作れるソースのレシピを3種類紹介!
味噌ベリーソース
[材料]2人分
- 赤ワイン…小さじ1
-
A
- いちごジャム…小さじ1
- 赤味噌…小さじ1
- 醤油…小さじ1
[作り方]
- ポークソテーを作ったフライパンに赤ワインを入れて加熱し、アルコールを飛ばしたら火を止める。
- フライパンを少し冷ましたら、Aを加えてしっかり混ぜる。
甘酒ソース
[材料]2人分
-
A
- 赤ワイン…小さじ1
- たまり醤油…小さじ1
- みりん…小さじ1
- 甘酒…小さじ1
[作り方]
- ポークソテーを作ったフライパンにAを入れて加熱し、赤ワインのアルコールを飛ばしたら火を止める。
- フライパンを少し冷ましたら、甘酒を加えてしっかり混ぜる。
白味噌クリームソース
[材料]2人分
- ニンニク(みじん切りにする)…1片
- 好みのきのこ(みじん切りにする)…少々
- 白味噌…小さじ1
- 生クリーム…小さじ1
[作り方]
- ポークソテーを作ったフライパンに、ニンニクときのこを入れて加熱し火を通す。
- フライパンを少し冷ましたら、白味噌と生クリームを加えてしっかり混ぜる。