オトナ世代が若さを保ち、シニア世代が日常生活を楽しむための健康を維持するために、
良質の動物性たんぱく質や、適度な油脂類を摂取することは大変重要です。
しかし、忙しいオトナ世代や一人暮らしのシニア世代の中には、冷凍食品やレトルト食品などをよく利用するため、
食材に偏りが見られたり、良質のたんぱく質が十分にとれていない「低栄養状態」の方も少なくありません。
アメリカン・ミートはオトナ世代・シニア世代にとってもうれしい食材です
アメリカン・ミートに、豊富に含まれる良質なたんぱく質は、血管のしなやかさを保ち、
脳卒中などの血管障害を予防すると言われています。
体外に排出されるときには一緒にナトリウムも排出するため、高血圧を防ぐ働きもあるのが特長です。
また、免疫機能維持に必要なビタミンB6も豊富に含まれています。
アメリカン・ビーフの栄養
アメリカン・ビーフには、免疫力の向上をサポートするたんぱく質や、加齢による老化を穏やかにするセレン、また、うつ病の予防に有効なビタミンB12が含まれています。
牛肉やステーキを食べ慣れていないシニア世代の方でも、噛む力や飲み込む力に合わせて材料を選んだり、また、切り目を入れるなど調理方法に工夫をすれば、食べやすく美味しく味わうことができます。
アメリカン・ポークの栄養
やわらかい肉質でくせのないアメリカン・ポークは、シニア世代にとっても食べやすく、身体の栄養状態を良好に保つための良質なたんぱく質をはじめ、適度の脂肪も効率よく摂取することができます。
免疫機能を維持するビタミンB6や亜鉛のほか、食塩の主成分であるナトリウムの排泄を促すカリウムも豊富に含まれていますので、日頃から減塩・薄味を心掛けているオトナ世代・シニア世代にとっても、うれしい食材です。
医学博士・管理栄養士 本多京子先生のアドバイス
アンチエイジングを考え、実践するうえで大切なのは食生活。
脳も肌も、アンチエイジングのためには良質なたんぱく質とビタミンB群をしっかり取ることが大事なのです。
しかし、年齢を重ねると基礎代謝が下がり、摂取カロリーが高すぎると肥満や「メタボ」につながります。
アメリカン・ポークは、国産に比べて脂肪分が少なく、良質のたんぱく質とビタミンB群がしっかりとれるので、アンチエイジングに最適な食材です。
脳の加齢と栄養素の関係
年齢を重ねてくると、"太らないように"とか"コレステロール値が気になるから"という理由で肉を食べなくなり、"野菜の煮物ならカロリーも低いし、カラダにいいはず"と思うことはありませんか?でも、この"野菜の煮物にゴハン"が脳の加齢につながるんです。
また、40代に入った頃から人の名前を思い出せなかったり、物忘れがひどくなったりということはありませんか?それは、脳の細胞と細胞のあいだで情報を伝達する神経伝達物質が足りなかったり、細胞から細胞に受け渡される途中で情報がもれてしまったりするからなんです。神経伝達物質はたんぱく質とビタミンB群からつくられますから、食事でこれらをしっかりとらなければなりません。
アメリカン・ポークなら
低脂肪で低カロリー
アメリカン・ポークには良質なたんぱく質に加え、ビタミンB1も豊富に含まれているので、例えば、ビタミンB2とB6の多いエリンギ、葉酸たっぷりのほうれん草をアメリカン・ポーク組み合わせることで、体内で神経伝達物質を作るのを助け、頭脳強化をサポートすることができます。しかも、アメリカン・ポークなら脂肪分が少ないのでカロリー過多になる心配もありません。ぜひ試してみてください。
クッキングメニュー
アメリカン・ポークとほうれん草の辛子ポン酢和え
頭脳強化をサポート神経伝達物質の原料になる良質なたんぱく質を含むアメリカン・ポークときのこ、青菜を組み合わせた副菜の小鉢。
アメリカン・ポークに豊富に含まれるビタミンB1にエリンギのビタミンB2,B6、ほうれん草の葉酸を組み合わせた、頭脳強化をサポートし、ビタミンもしっかり摂れるメニューです。
1人分 74キロカロリー
- ビタミンB1:0.29mg
- ビタミンB6:0.3mg
アメリカン・ポークのスペアリブと根菜の和風ポトフゆずこしょう風味
腸内環境を改善スペアリブのコラーゲンがたっぷり溶け出した、あっさり味のスープ。たっぷりの根菜で、腸内環境を良くし、美肌づくりに欠かせない食物繊維も摂れます。最後に加えるしょうゆの香りとゆずこしょうの辛味が味の決め手です。
1人分 301キロカロリー
- タンパク質:15.5g
アメリカン・ポークとカラーピーマンの中華丼
美肌パワーをアップ美肌づくりに欠かせない良質なたんぱく質を豊富に含むアメリカン・ポークと抗酸化ビタミンA、C、Eをトリオで含むカラーピーマンとの組み合わせで素肌力をアップ!フライパンひとつでできるクイックメニューです。
1人分 495キロカロリー
- タンパク質:19.5g
医学博士・管理栄養士 本多京子先生
実践女子大学家政学部食物学科卒業。調理学や体育生理学を研究したのち、コラーゲン代謝に関する研究で医学博士に。
現在は、本多ダイエットリサーチを主宰する傍ら、日本食育学会や日本食育協会などの理事を務める。
専門的知識に裏付けされたわかりやすい話と、健康と栄養を考えた、おしゃれでおいしいレシピで人気を集め、
著書は「免疫アップの料理の力」(グラフ社)など、50冊を超える。