肉用種・穀物肥育の「おいしさ」
ジューシーでマイルドな風味
アメリカでは8万人以上の
家族経営農家・牧場経営者が
約600万頭の羊を飼養しています。
ラム(子羊)は全米で広く生産されており、
新鮮なラム肉は年間を通して供給されています。
生産について
州別の羊飼養頭数トップ10(2018)
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羊の飼養頭数の推移
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ラム 生産量の推移
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飼養品種
アメリカで肉用に飼養されている羊の多くは、肉用の交雑種です。
多目的(毛用・肉用)種のコロンビア種、ランブイエ種、ターギー種などを母羊として、肉用のサフォーク種、ハンプシャー種、ドーセット種などを交配した交雑種が主体です。これによって生産されるラムは、ミディアム・ウールで成長が早く、生体重量が130~160ポンド(約59~73Kg)まで成長します。
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穀物肥育/フィードロット
アメリカン・ラムは、
一般的に出荷前の30~45日間、良質なトウモロコシなどの穀物飼料が給餌されます。
これにより、赤身質とマーブリング(脂肪交雑)に優れた肉質のラムが育ちます。
フィードロッドでの
穀物肥育のラムは以下の優位性があります。
- 肉質がやわらかく、ジューシーでマイルドな風味に仕上がります(臭みが少ない)
- ラックとロインアイが大きく、
産肉量・歩留率が高くなります - 春季に限らず、
通年供給が可能です - 肉の風味に影響する飼料を管理できます(“放し飼い”では管理が困難)