アメリカン・ポークのパセリ
先日夕飯のおかずを作っていた時に、台所に吸い寄せられるようにしてやってきた長女がぱくっとそのおかずをつまみ食いしまして。
つまみ食いっていうか、一切れ・・・・ふた切れ・・・何切れ食べたでしょうかね。
結構な量を食べて一言、
「わからへん・・
どうやったらこういう味付けにしようって思うん?
ちなみにこれは何が入っているん?」
(生姜としょうゆとお砂糖だよと答えました)
「ふーん・・・どうしてそこで砂糖を入れようと思ったん?生姜を入れたら美味しいってどうやったら分かったん?」
って聞くわけですよ。
まあそりゃあ毎日毎日作ってるうちにだんだんわかってくるもんなんだよ、これとこれを入れたら美味しいかな、これにあれを合わせたらいいかな、みたいに。
ちなみにその時食べていたおかずは、焼いたナスに甘い生姜醤油を絡めたお料理で、これはわたしの母が作っていた得意料理でして、母はその昔自分の母に、つまりわたしにとっては祖母に教えてもらったという歴史があります。
小さいころから食べ続けているその家に伝わるお料理は、母から娘へ孫へひ孫へと伝えられるんですね。きっといつか長女に子どもが出来たらまたその子に伝えられるんだろうなと。
さてさて。
そんな話から今月はいよいよ6位の発表です。
もうこのレシピはほんとに20年くらい作っているものなので、うちの定番っていうか、もうおふくろの味なんじゃないかな?
将来子どもたちが思い出すおふくろの味って、もしかしてこれなんじゃ・・・?って密かに思ってます。
(写真は仲良しの友だちとたま~に行くオシャレな梅田の飲み屋さん。後ろから隠し撮りされたこの1枚、めっちゃ雰囲気が良いので気に入ってます!)