アメリカン・ポークは、国内向け、輸出向けを問わず連邦政府に認定された食肉加工工場のみで処理されます。 すべての工場ではHACCPシステムが導入され、また「連邦食肉検査法」に従って、農務省食品安全検査局の検査官が、 生体・解体の過程において病原菌がないか、医薬品が残留していないかなどを1頭ずつ厳しくチェックし、すべてに合格したものだけが出荷されます。 さらに日本向けには、日本政府の求める様式に従い、衛生証明書が発行されます。
HACCP(危害分析・重要管理点)方式の導入により、食肉の安全を守ります
1960年に米国で宇宙食の安全を確保するために開発された、食品の品質管理手法です。従来の食品の品質管理は、最終製品の抜き取り検査が中心でした。HACCP方式では、材料の入荷から加工、出荷の全行程において、安全を守るための重要なポイントを定め、病原菌や異物などを発見するために、分析・記録します。異常が認められた場合、すぐに対策を取ることが出来るため、安全ではない食品の出荷を未然に防ぐことが出来るのです。