アメリカン・ビーフに含まれる栄養成分の数値と、和牛との栄養成分比較をまとめました。
アメリカン・ビーフ:一般社団法人食肉科学技術研究所調べ / 和牛:日本食品成分表(七訂)
アメリカン・ビーフ部位別栄養成分(可食部100g当たり)
部位 | エネルギー(kcal) | たんぱく質(g) | 脂質(g) | ビタミンB12(μg) | 鉄(mg) | 亜鉛(mg) |
---|---|---|---|---|---|---|
肩ロース | 258 | 17.8 | 20.8 | 4.6 | 1.6 | 2.8 |
サーロイン | 185 | 21.6 | 11.0 | 2.3 | 1.4 | 1.9 |
リブロース | 217 | 19.2 | 15.5 | 1.5 | 1.7 | 2.7 |
ヒレ | 130 | 22.5 | 4.4 | 2.0 | 1.8 | 1.6 |
アメリカン・ビーフには、良質なたんぱく質をはじめ、身体に必要な栄養素が豊富に含まれています。
- たんぱく質 : 筋肉や骨、内臓など、身体を作るのに欠かせない。
- 脂質 : 体温を保ったり、身体を動かすエネルギーとなる。
- ビタミンB12 : 貧血を予防し、神経・脳の働きをサポート。
- 鉄 : 免疫機能の低下や、貧血を予防し、疲労回復をサポート。
- 亜鉛 : たんぱく質の合成や細胞の新陳代謝をサポート。
アメリカン・ビーフと和牛の栄養成分比較(可食部100g当たり)
エネルギー(kcal)
たんぱく質(g)
脂質(g)
ビタミンB12(μg)
鉄
コレステロール(mg)
アメリカン・ビーフは、和牛に比べてエネルギー(カロリー)、脂肪、コレステロールが少なく、たんぱく質やビタミンB12、鉄分が多くヘルシーなのが特長です。サーロインで比較すると、カロリーは和牛の半分以下なのに、たんぱく質は和牛の約1.8倍、鉄分は約1.5倍含まれています。
必須アミノ酸(g)
身体を作るうえで、重要な役割を持つのがたんぱく質を作るアミノ酸です。アメリカン・ビーフには体内で合成することができない9種類の "必須アミノ酸" が和牛より多く含まれており、成長期の子どもやシニア世代を始め、全ての年代にピッタリの食材です。なかでも、必須アミノ酸の中のロイシン、リジン、イソロイシンは身体の成長や筋肉の維持に欠かせない成分です。
脂質(g)
エネルギー(kal)
アメリカン・ビーフ サーロインは、脂質が和牛の約1/4、カロリーは半分以下。生活習慣病が気になる方や、健康的にダイエットしたい女性にもお勧めです。
アメリカン・ビーフと成鶏肉・国産豚肉 栄養成分比較(可食部100g当たり)
たんぱく質(g)
ビタミンB12(μg)
鉄(mg)
コレステロール(mg)
亜鉛(mg)
アメリカン・ビーフ:一般社団法人食肉科学技術研究所調べ / 鶏肉(若鶏肉)、国産豚肉(大型種肉):日本食品成分表(七訂)
鶏もも肉、豚肩ロースと比較すると、アメリカン・ビーフはコレステロールは低い一方、たんぱく質、ビタミンB12、鉄はより多く含まれています。ビタミンB12は、貧血の予防、神経機能や睡眠リズムの正常化を助ける働きがあります。