vol.54 特集 レシピ THE JOURNEY TO AMERICAN BEEF

美味しいアメリカンステーキのコツ PART2 〜 アメリカ仕込みのステーキLESSON 2

LESSON2
絶対失敗しない焼きのメソッド。

下準備を終えたら、早速ステーキを焼き上げよう!
「3度焼き、2度休ませ」さえ守れば、絶妙な焼き加減のステーキが完成する。

いよいよ「焼き」の工程へ。断面がほんのりと赤い、でもしっかりと火の通った、見た目にも美しくジューシーなステーキを焼き上げるコツは、焼きの工程とアルミホイルに包み休ませる工程を2度繰り返し、最後に焼きつけること。肉は芯温65℃を超えると硬くなってしまうので、専用温度計などを使い、中心温度が65℃を超えないように焼くのがコツだ。

フライパンにバター15gを入れる。バターのみだと味がくどいのでサラダ油大さじ1も加え熱する。

フライパンに入れた油から煙が出てきたら、両面にコショウを振った肉を入れる。

中火で片面を50秒ほど焼いたらひっくり返し、もう片面をさらに50秒焼く。

両面焼き上げたら、側面も50秒ずつ計4面を焼く。

焼いた肉を取り出し、素早くアルミホイルで包み、10分ほどまな板の上で休ませる。

熱したフライパンにアルミホイルから取り出した肉を再度投入し、中火で両面30秒ずつ焼く。

両面焼き上げたら、側面も30秒ずつ計4面を焼く。

再度アルミホイルで包み、10分ほど休ませる。肉の表面を指で押してほど良い弾力があればOK。

最後に強火で両面を焼きつける。表面がカリッとしてくればOK。

焼き上がったら、食べやすい大きさにカットして皿に盛り付ける。

肉を焼く時間は、厚み3㎝ほどであれば1度目はそれぞれの面を各50秒。2度目は各30秒が目安。
焼いた肉はアルミホイルで隙間なくきっちり包み、熱を逃さないようにしながら10分ほど休ませる。
断面に注目!

ミディアムレアは端2~3mmを残して断面がロゼ色になるくらい。レアは中心部がもっと赤くなる。今回の焼き方では厚み4cmで作るとレアに。

Tips

ハーブの香り付けテクも紹介。ローズマリー(左)はフライパンでバターに香りを移し、ディル(右)は焼きあがった肉の上に散らす。

Recipe by ボンジョルノ島貫

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