人生の50%は努力、残りの50%は…。健康的な体と心でいられる3つのコト <前編>
自分の体調や心の状態がいつもと違うと感じたら、早めのメンテナンスが必要です。自分を大切にして自信が持てるコツを、ヨガ&ボディケアトレーナーの山本華子さんに教えてもらいました。今回はその前編です。
1.言葉に出して誰かに聞いてもらう
山本さんのヨガ教室には、ここ数年の間に、どこか不調を抱えていたり、気分が落ち込んでいる生徒さんが増えたといいます。話をきくと、仕事のストレス、家族や人間関係の悩みがほとんどだそう。
何かもやもやした気持ちを抱えているときは、誰かに話を聞いてもらいましょう。言葉にすることで、自分の中の思いを整理することができます。発する言葉は、深層心理で選ばれた言葉。「思うより苦しくないのかも」とか「本当は嫌だと思っていたんだ」など、素直な気持ちに出会え、自分を知ることができます。
2.すべてに感謝して誠実に生活する
一見するとよくないことでも、未来の輝く自分になるための伏線だったりします。「こんなの最低!でも今回のことで人生を見つめるきっかけになった」など、出来事そのものでなく、そこから学んだことにフォーカスできると「感謝スイッチ」が入ります。よくないことにも意味があって、それを乗り越えたときに自分の力になります。
また、誠実に生きることが大切です。うしろめたいことや不誠実なことをすると、自分を信じられなくなります。人はだませても自分はだませないもの。自分を信じる力が、健康的な心身を築き上げます。
ヨガ&ボディケアトレーナー山本華子さん
ヨガ&ボディケアトレーナー。yoga&body care the BEETS代表。ミュージックフローヨガ®︎創設。心身が整うパーソナルセッションも人気。著書に『1ウィーク セルフケアブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。