September
今年の十五夜の夜は・・・
暑かった夏もひと段落、朝晩の空気に少しだけ過ごしやすさを感じ始める今月9月の行事と言えば敬老の日やお月見がありますね。
秋の夜空に浮かぶ、まんまるの美しいお月さまを眺める「お月見」は日本の秋を感じさせる静かなイベントです。
子どもたちが保育所や幼稚園に通っていたころにはこういう季節の行事には敏感で、園に倣ってススキを飾ってお月見団子を作ったり、お月さまを模した黄色いケーキを作ったりと食卓でも季節を楽しんだものですが、子どもたちが大きくなるにつれお月見という行事自体を忘れていることもしばしば。
今年は前もって手帳に書き込んでおけば忘れないのでは?と、今年の満月を調べてみたところ、今年はどうやら9月21日のようです。
おや?!
9月21日?!
9月21日と言えば・・・実はわたしたち夫婦の結婚記念日なのです(笑)。
そうか~結婚記念日か~
ここ数年は結婚記念日に合わせて夫婦二人でちょっと豪華なフレンチを食べに行ったり、温泉旅行へ行ったり、ささやかにお祝いをしていたのですが、今年はお月見=結婚記念日ということで、家で何かささやかにお祝いするのもいいかもしれませんね。
そうそう、9月と言えば敬老の日もありますよね
敬老の日は9月の第三月曜日ということで、今年は9月の20日。
もうお月見でも結婚記念日でも敬老の日でも良き!!笑
カレンダーに早速書き込んで、家族でお祝いしましょうかね。
というわけで、今月の一皿は、アメリカンポークの厚切りのお肉を使った、和食レシピ。
トンカツにすることの多いこの厚切りのロースですが、しっとりと和食でいただくのも目先が変わっていいものです。
アメリカンポークは、肉質がとてもきめ細やか。
柔らかでお味もあっさりしているので年配の方にもとても食べやすいのです。
このお料理は、作ってすぐ出来立て熱々を食べるのではなく、自然に冷ましながら味をじっくりしみ込ませていくお料理になりますので、お昼ごはんのついでに作っておけば夜にはとっても美味しくなっていますよ。
厚切りポークのからし醤油漬け
- アメリカンポーク(豚肉)
ロース(厚切り)2枚(150g×2) - 塩ふたつまみ
- オリーブオイル小さじ1
- 大葉4枚
- <A>
- 醤油大さじ2
- 練りがらし小さじ1
アメリカンポークは調理する20分前に冷蔵庫から出し、塩を振って手でなじませる。20分経ったら表面をキッチンペーパーで押さえ水分を拭く。
フライパンにオイルをひいて中火で温める。(1)の肉の脂身の部分から立てて入れ、2分ほど焼いたら、表になるほうを下にして並べ、蓋をして2分焼く。裏返して裏面も蓋をして2分焼く。
バットに取りだし、熱いうちに<A>を入れて絡め、ラップをして乾燥しないようにしながらこのまま20分ほど置いて味をなじませる(途中で一回裏返す)。
斜めにそぎ切りにして器に盛り、千切りにした大葉を乗せる。
※つけ汁はたれとして添えます。
- ※スーパーで「厚切り」または「とんかつ用」として売っているアメリカンポークを使うか、または塊で売られていたらそれを買ってきて自宅で切り分けて使ってもよいです。
- ※普通の1センチくらいの厚みのポークであれば、焼き時間はもっと短くてもよいです。
余熱でしっとりとさせていくので、しっかり冷ます工程は守ってください。熱々を食べるのではなく、冷めたころがちょうど美味しいです。
- ※焼いた後冷蔵庫に入れると若干固くなってしまうので、レンジで20秒ほど温めて食べると美味しさが復活します。
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PROFILE
自作のレシピに加え、3人の子どもと過ごす日常を掲載した
ブログ「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」 が人気を集める。
家族のことを思って考案されるメニューは、どれも簡単でおいしく栄養満点と評判。