August
夏休みです!
我が家では、お母さんであるわたしがかなりのインドア派だったため、子どもたちは海や山や川に積極的に連れて行ってもらうことはなく、キャンプをしたりバーベキューをしたり虫取りをしたり、っていういわゆる「子ども時代の回想シーンのあの夏」らしい思い出をひとつも作らせることなく(ほんの数回くらいはあったかもしれませんが)、全員もう大人になっちゃいました。
でも、夏だからと言って必ずしも外で遊ばなければいけないってことは決してなくて、冷房の効いた静かな図書館で本に囲まれて過ごしたり、ひたすらテレビを見たりゲームをしたりする超インドア派の夏を過ごしたっていいと思う!!
そういえば長男は小学生の時に「ぼくのなつやすみ」というテレビゲームをひたすらやっていたけど、あれを耳で聞きながら本を読む午後が好きでした。
夕方になるとちゃんとひぐらしが鳴き始める「ぼくのなつやすみ」。
現実では、わたしが子どものころ住んでいた実家あたりでも、もちろん今住んでいるこのあたりでもひぐらしはいませんが、ひぐらしの鳴き声を聞くと何故か夏休みを連想させますよね。
わたしにとって、子どもたちが小さかったころの夏休みと聞いて思い出すのは、ひたすらお昼ごはんを作るのが大変だったってことかなぁー
今年の夏こそ、広島県にあるわたしの実家へ(子どもたちにとってはおばあちゃんのおうち)遊びに行きたいと言っている娘たちですが、コロナのこともあるしどうなることやら。
わたしも父が亡くなって以来もう1年以上実家には帰っていませんから、早く帰れるような世の中になるといいな~と思っています。
子どもたちの大学も夏休みだったり、オットもまとめて夏季休暇を取ったりして家に家族が大勢居ることも多くなるこの8月。
時にはちょっと目先を変えて、おもてなし気分で食卓を盛り上げるのも気分が変わっていいものです。
誰かが来る予定でもないのですが、夏のおもてなし寿司を食卓にどーんと大皿盛りにするのはいかがでしょう
暑くて食欲も落ちがちな季節ですが、酸味のあるすし飯と冷めても柔らかで、かみしめるごとに口中にうまみが広がるアメリカンビーフのシンプルな焼き肉の組み合わせのお寿司です。
香りや食感のあるお野菜もたくさん使用して、見た目にも華やかに豪華に仕上げてみました。
良かったら、お盆のおもてなしお昼ごはんに(誰が来るわけでも行くわけでもないのですが)いかがでしょうか。
アメリカンビーフとたっぷり香味野菜のちらし寿司
- アメリカンビーフ(牛肉)焼き肉用500g
- 米2合
- 赤酢大さじ4
- 塩小さじ1
- 紫玉ねぎ1/2個
- 酢漬け生姜(ガリ)70g
- きゅうり1本
- 大葉10枚
- みょうが2個
- レモンあればお好みで
- <A>
- 醤油大さじ3
- 粒マスタード大さじ1
アメリカンビーフを食べやすい大きさに切る。米は研いでやや水分少なめの固めのごはんになるように炊く。カップに赤酢と塩を混ぜて溶かす。ボウルなどに<A>を混ぜ合わせて置く。
※赤酢+塩の代わりに市販のお好みのすし酢でもOKです。
紫玉ねぎはみじん切りにして流水にさらして辛味を抜く。酢漬け生姜は細切りに、大葉は千切り、みょうがは薄切り、レモンは半月に切る。きゅうりは薄切りにして塩を振り、しんなりしたら水気をしっかり絞る。
フライパンに油をひいて中火にかけ、アメリカンビーフを並べて焼く。片面が焼けたら裏返して両面さっと焼き、<A>の調味料に絡めながら冷ます。
炊き立てのご飯に(1)の合わせ酢を入れてよく混ぜてなじませる。
皿に(4)のすし飯を盛り、(2)の紫玉ねぎ、酢漬け生姜、きゅうりをのせ、(3)の肉の汁気を軽くきって乗せる。大葉やみょうが、レモンなどを乗せる。
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PROFILE
自作のレシピに加え、3人の子どもと過ごす日常を掲載した
ブログ「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」 が人気を集める。
家族のことを思って考案されるメニューは、どれも簡単でおいしく栄養満点と評判。