春です！4月です！新しい年度の始まりです！

今年の我が家は、とうとう3兄妹の末っ子が大学生になります。
大学の入学式に母さんは何を着ていこうかしらと、春物のスーツを1枚新調しようかしら、なんてウキウキしていたら、こんなご時世で入学式には保護者は参加できませんとのこと。
7年前の長男の時も2年前の長女の時もしっかり（ちゃっかり？）大学の入学式に参加したわたしとしてはとてもとても残念なのですが・・・親というのはいくつになっても子どもの成長した姿、人生の節目となるそういった晴れがましい姿の写真を撮りたいものなのですよ、撮りまくりたいものなのですよ（そして涙ぐむ）。

子どもたちが大きくなった我が家での春のお祝いは、柔らかいビーフに軽く火を通して食べる、ビーフストロガノフにすることに。
これは断然ワインに合いますよね！
ところでビーフストロガノフと言えば、あなたは何色を想像されますか？茶色ですか？トマト色ですか？

わたしは、白です。

昔・・・子どものころですが、実家にあった母の古い洋食のレシピ本に載っていたビーフストロガノフが白色だったのですが（わたしは子どものころから母のレシピ本を眺めるのが好きでした）、牛肉の白いクリーミーな煮込みをバターライスに添える・・・カレーじゃないのにご飯に添えるってどんな感じ？？と、当時はかなり衝撃的で、でもとても美味しそうで、きっとわたしの知らないまだ食べたことのない未知の味がするのだろうと憧れたものです。
中学のころだったか母に頼んでだったか自分で作った気がするのですが、生クリームのコクとサワークリームの酸味でほんとに今まで一度も食べたことのない異国の味！で、子ども心にとても感動したのを覚えています。

というわけで、この懐かしい白いビーフストロガノフを、生クリームやサワークリームを使わず、プレーンヨーグルトを代わりに使って作ってみました。

これが！！

お肉がめちゃくちゃ柔らかくジューシーに仕上がりますし、とにかく美味しい。
ヨーグルトの酸味は加熱することで和らぎ、ビーフも旨味を残しつつさっぱりと仕上がります。コクがあるのにさっぱりしているからスプーンがどんどん進む感じ。
そして、ワインに合う！

バターライスに合わせても美味しそうなのですが、今回はよりワインに合うように、ゆでたペンネを添えてみました。お好みでバターライスにも合わせてみてください。
生クリームやサワークリームを買うより安価で出来ますし、なによりヘルシーでさっぱりし、アラフィフにもとっても食べやすいのです。
ぜひ一度お試しください。