Vol.12ほろほろビーフのしっとり和風ポトフ
歳を重ねてよかったなって思うことのひとつに、人間的に丸くなってきたなーというところがあります。
若い頃は経験も浅く、人間的にも未熟なせいでしょっちゅう夫ともぶつかり合っていましたが、失敗しては学び、経験をいくつも積み重ね、いろいろな人と出会って学び、年齢と共に視野も広がり、心も穏やかにそして広くなり、少々のことでは動じませんし、つまらないことで動揺もしなくなりました。
何か問題があったとしても、
「まぁいっか！」
「何とかなる！」
とあえて口に出して言うことでまず自分の気持ちを軽くしてやり、出来れば外へ出て自然を眺めながら少し歩いて、気持ちを切り替えることにしています。
もともと内向的でおとなしい性格なわたしにとってこれは、けっこう有効な方法で、落ち込んだりふさぎ込んだりして黙りこくってしまうことがほとんどなくなったような気がします。
歳をとることって特にここ日本ではこれまで、ネガティブなことととらえられがちでしたが、全然そんなことないですよね。
わたしには、こんな大人の女性になりたいなと憧れる芸能人の方や知り合いがたくさんいます！
今わたしは52歳ですが、10年後、20年後、その先ももっと素敵な大人に成長できるよう、これからもどんどん新しいことに挑戦し、楽しみを見つけ、大いに笑い、赦し、人間性を高めていこうと思っています。
これからも一緒に日々成長！頑張りましょうね！
1年間、お読みいただきありがとうございました。
Recipe
ほろほろビーフのしっとり和風ポトフ
こってりしたおかずより断然あっさりした料理が好きな我が家の夫。
煮込み料理もすっきりした澄んだスープを楽しむポトフなら、ビーフも驚くほどあっさり食べられます。ご馳走続きの年末年始には、こんな和風のアメリカンビーフのポトフはいかがでしょうか。
ビーフは大きめにカットして先に圧力鍋を使って短時間で軟らかく煮込んでおきます。あとはお好きな野菜を大きなままゴロゴロとお鍋に入れて、野菜が柔らかくなるまで出汁で煮込むだけ。味付けも酒と塩だけのシンプルにしておけば、2日目にはトマトを足してトマト風味に、3日目にはカレールーを足してカレーに、などと変化も楽しめますよ！是非大鍋にたっぷり作って、翌日以降のアレンジも楽しんでみてください。
材料（4人分）
- アメリカンビーフ（牛肉）肩ロース（かたまり）600g
- キャベツ1/2玉
- ジャガイモ4個
- 水200ml
- 酒50ml
- だし汁400ml
- （または10センチ四方の大きさの昆布1枚＋水400mlでも）
- 塩小さじ2
作り方
- アメリカンビーフは4センチ角くらいの大きさに切る。これを圧力鍋に入れ、水、酒を入れて蓋をして火にかけ、圧力がかかってきたら火を少し弱めて10分加熱して肉を柔らかく煮る。
- キャベツはくし切り、ジャガイモは皮をむく。
- 煮込み用の鍋に（2）のキャベツとジャガイモを入れ、（1）の肉と煮汁をすべて入れる。だし汁を注ぎ、塩を加えて30分くらい煮る。ジャガイモに串がスッと通るようになったら火を止める。
- ※圧力鍋は肉を煮るためだけに使用し、その後は普通の鍋で煮込んでいますが、圧力鍋のまま煮込んでいただいても構いません。最初から野菜類を入れてしまうと煮崩れてしまうので、時間差で入れるようにしてください。
- ※圧力鍋で煮ない場合は、肉が柔らかくなるまで1時間ほど煮てみてください。水が減ったらその都度足します。
- ※お好みでねりがらしや、柚子胡椒を添えても美味しいです。
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Profile
自作のレシピに加え、3人の子どもと過ごす日常を掲載した ブログ「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」 が人気を集める。
家族のことを思って考案されるメニューは、どれも簡単でおいしく栄養満点と評判。
