美容も健康もあきらめない!オトナが食べたい肉料理

Vol.11中華風ローストポーク

揺らぎ世代真っ只中のわたしですが、女性ホルモンのバランスの変化により、心にも身体にも影響をもろに受けて、今年に入ってからは様々な辛い症状に悩まされる日々でした。
なかなか寝付けなかったり、眠りが浅かったり、誰も暑がっていないのに一人汗をかいていたり、はたまた突然の不安感に襲われたり。
婦人科の先生に悩みを相談しつつ、薬や漢方などを試してみたりしているうちに徐々にその変化する自分自身の体調にも慣れてきたのかなと思うここ最近ですが、今はまだ現れてはいないけれど、閉経や老化を原因として起こる「骨粗しょう症」についても気を付けないといけません。

実は去年ジムでキックボクシングしていた時に、わたしは自分の脚の重さであばら骨にひびが入ってしまったのです!!
片足の膝を腰の高さまで振り上げて腰からグイっと捻るという動作をするときに、横っ腹をやらかしてしまいました。昔から下半身がどっしりで上半身がペラペラという体型なのですが、わたしもまさか自分の上半身が下半身の重みによって骨折させられそうになるだなんて、そこまでか弱いとは思っていなかったのですが(汗)。
もしかしたら骨がもろくなってきているのかも!とわたしにとってはかなり焦った出来事だったので、それからはカルシウムの摂取やビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴に加えて、ウォーキングで下半身の骨を鍛え、上半身のためには筋トレなど、全身の骨に刺激が加わる運動をますます意識して積極的に行うようにしています。

筋トレといえば大切なのがたんぱく質をしっかり摂ること。実はおすすめなのがローストポーク。残ったら保存できるので、筋トレで疲れて料理したくない日でも、さくっと温めて食べられて、たんぱく質補給もばっちりできます!

加えて、かたまり肉ってちょっとめんどくさそう~!とか、時間が掛かりそう~!などのイメージがありますが、かたまり肉を買って帰ってきたら、まず冷蔵庫に入れる前に調味液と一緒にポリ袋に移し入れてから冷蔵庫へ入れておけば、翌日は取り出してオーブンで焼くだけ!という時間はかかるけど手間はそんなにかからない!という実はとってもラクチンなお料理も可能なお肉なのです。

Recipe

中華風ローストポーク

今回は甘辛い醤油ダレにニンニクと生姜を効かせて、深まる秋にぴったりの深い味わいのローストポークに仕上げてみました。
アメリカンポークの肩ロースのかたまり肉は、脂身と赤身のバランスがとてもよく、豚の旨味やコク、食感を存分に味わえる部位で、今回のこのローストポークは赤ワインにとっても合う!!
お肉を焼くときに周りで玉ねぎや人参などを一緒に並べて焼いてしまえば、付け合わせのお野菜も同時に出来て、ますます手間いらず。是非お試しください。

材料(作りやすい分量)

  • アメリカンポーク(豚肉)肩ロース(かたまり)600g

<A>

  • 醤油大さじ3
  • 香醋大さじ2
  • 砂糖大さじ1
  • ハチミツ大さじ1
  • ニンニク、ショウガ(すりおろす)各1かけずつ

作り方

  1. アメリカンポークは余分な水分をキッチンペーパーでふき取り、厚手のポリ袋に入れて<A>を入れ、袋の上から手でよくなじませる。密閉して冷蔵庫に入れ、1晩置く。
  2. 焼き始める30分前に冷蔵庫から出して室温に置いておく。オーブンを200度に予熱開始する。
  3. 天板にオーブンシートを敷き、肉を乗せる。200度のオーブンの中段に入れて30分焼き、焼き終わったらそのまま庫内で15分置いておく。
  4. 袋に残った漬け汁は小鍋に入れて煮立たせ、少し煮詰めてタレにする。
  5. (3)の粗熱が取れたら切り分け、(4)のタレを添える。
  • 熱々のまま肉を切ろうとすると肉汁が出てきてしまうので、粗熱が取れて肉汁が落ち着いてから切り分けることをお勧めします。
  • 残ったらラップに包んで冷凍も出来ます。食べるときは冷蔵庫で自然解凍したあと、電子レンジで軽く温めなおしてください。

Menu

Profile

自作のレシピに加え、3人の子どもと過ごす日常を掲載した ブログ「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」 が人気を集める。
家族のことを思って考案されるメニューは、どれも簡単でおいしく栄養満点と評判。