入門編

まずは料理の基本から!
少ない材料・調味料で簡単調理だから挑戦してね!

LESSON03

加熱し過ぎに要注意!

夏によく食べる冷しゃぶというお料理がありますよね!
元はしゃぶしゃぶといえば鍋料理でしたが、冬の時期のあったかいお鍋としてではなく、薄いお肉をさっと茹でて冷水で冷やし、生野菜などと一緒にお皿に盛り付けてたれをかけて食べる、という夏場に食べられるしゃぶしゃぶということで、今ではすっかり定番の肉おかずになりました。今回は、鍋でも冷しゃぶでもない、しゃぶしゃぶ用肉のかんたんなのに驚くほど美味しくできる調理法をご紹介します。

冷しゃぶ用のお肉をパサつかせることなく、美味しくジューシーに柔らかく食べるためには

  • 短時間で茹でてすぐに鍋から引き上げる。
  • 冷水で冷やさない。
  • 肉の周りについた水分をしっかり拭きとったあとで味付けする。
という3つのポイントに気を付けること!

こうすると、驚くほど美味しい茹で豚になります。
薄切りのお肉なのであっという間に火が通りますし、肉を冷やさないあったかいお肉料理なので、夏じゃなくても季節を問わず食べたくなる味!
(茹でた後時間が経ってしまった場合も、電子レンジで温めなおして食べたほうが美味しいです!)

アメリカンポークのお肉はきめが細かくてとっても柔らかく、脂身もあっさりしているのが特徴。より美味しくいただくためには加熱し過ぎには要注意なのです!
今回は「茹でる」という調理法で、アメリカンポークのお肉をしっとり柔らかく食べてみましょう!)

茹でるだけ!
アメリカンポークの温しゃぶ◎コクうまねぎだれで

材料(1人前)

  • アメリカンポーク(豚肉)ロース(薄切り)150g
  • 250ml
  • 大さじ1

<ねぎだれ>

  • 刻みネギ(市販)30g
  • 味噌、醤油、砂糖、酢各小さじ1
  • マヨネーズ大さじ1
  • 七味唐辛子(あれば)

作り方

  • 肉の水けを捨て、キッチンペーパーでしっかり包んで水気をとる。

ちょこっとアドバイス

  • 肉を茹でるときには一気に全部を入れず、1~2枚ずつ茹でていきます。こうすると鍋の中のお湯の温度が下がり過ぎることなく、短時間で柔らかくジューシーに茹でることができます。
  • ねぎだれの代わりに、大根おろし+ポン酢で食べたり、醤油+マヨで食べたり、からし+醤油もよく合います。ついでにお野菜も食べられるように、冷蔵庫にあるお野菜を組み合わせて一緒に盛り付ければ、バランスも良くなりますよ。
  • 買って来たお肉は、2,3日以内に食べきれない分は1食分ずつラップに包んで冷凍しておきます。食べる日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移しておけば、夕方までには自然解凍されてすぐ調理に取り掛かれます。アメリカンポークはチルドの状態で日本まで運ばれてきているお肉なので再冷凍にならず、美味しさが保たれます!

ゆで汁でもう一品!おまけのスープ

アメリカンポークを茹で終わった後、一度お湯を煮たててあくをすくいます。ここに塩ひとつまみとお醤油、ごま油を少し入れて溶き卵を流し入れれば、あっという間にポークの旨味の効いたかきたまスープの出来上がり!お好みで胡椒を振ってどうぞ。

〜母から1人暮らしを始めた娘への手紙〜

すぅさんへ

【習慣にすること】

最初は面倒くさいなぁってことでも、それを毎日のルーティンにしてしまうと、無意識でもできるようになることってあるよね。お風呂に入ること、顔を洗うこと、髪の毛を清潔に保つこと、歯を磨くこと、小さい頃からおうちのルールとしていろいろ教えてきたけど、きっとそんな中に「3食ちゃんと食べること」も入っていたんじゃないかなって思う。母さん的に意識していたわけじゃないけど、自然に。

3食きちんと食べていますか?

実家にいるときには母さんやほかの家族がやってくれていたことでも、一人暮らしになれば全て自分でやらないといけません。朝起きてカーテンを開けることも、ごみを分別すること、ごみ箱のごみを集めて一つにまとめ、ごみの日に忘れずに出すこと。料理を作ったら調理器具は洗わないといけないし、食べ終わった食器だって洗って片付けないといけない。ティッシュが無くなりそうだなって思ったら買いに行かなきゃいけない。

最初は面倒だなぁって思うことがたくさんあるかもしれないけど、すべては習慣。慣れ。楽をすることに慣れるより、自分の中でこれ!と決めたことを忠実に守るほうが、すぅさんの性格的には合っていると思うよ。なりたい自分になるために、今日何をするか、何をしないのか。日々の積み重ねはきっと自信につながるはず。
毎日の日記はまだ続けていますか~。

2025年 3月 母より