アメリカンポークで疲れない体づくり!「食べ方」を見直すことから始めましょう
疲労回復のカギを握るのは、毎日の「食事」。量やタイミング、環境など「食べ方」をひと工夫するだけで、疲労回復に関するさまざまな効果が得られます。医師が、「疲れにくい」「疲れがとれやすい」体に変える「食べ方のコツ」をお教えします。
現代人だからこそ、栄養不足になりやすい!?
朝起きたとき、体がだるかったり、疲れがとれていないとツラいですよね。実は疲労回復がうまく行われない原因のひとつは、現代人の「食べ方」にあります。 時間を問わず食料が手に入る現代ですが、そんな時代だからこそ、「隠れ栄養不足」や「新型栄養失調」などと呼ばれる、1日3食しっかり食べているのに栄養不足になる人が増えています。これが疲労回復を妨げている可能性があります。
「隠れ栄養不足」は偏った食生活が原因です。たとえば、ジャンクフードを食べる機会が増えると、コルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。すると、体はこれらのホルモンを合成するために、ビタミンB群、アミノ酸、マグネシウムなどの疲労回復に必要な成分を大量に消費するため、必要な時に体内で不足してしまうのです。
そこで疲労回復のために意識したいのが「ビタミンB群」を摂取すること。ビタミンB群はたんぱく質をエネルギーに換えるときに必要な成分で、不足するとエネルギーを効率よく作り出せなくなってしまいます。すると体が疲れを感じるように。
ビタミンB群が豊富なアメリカンポークを毎日の食事に取り入れ、ビタミンB群が不足しないようにすることがおすすめです。
疲れをとるためにも、目の前の食事に集中!
「現代人の食べ方」として、気にすべきは食事内容だけではありません。スマホを見ながらや、テレビに夢中になったりしながら食事をする「ながら食べ」も要注意。「ながら食べ」をすると、早食いになり、咀嚼がおろそかになって、胃腸に負担がかかります。
本来、食事をすると、リラックスして副交感神経が優位になるもの。ところが、「ながら食べ」でせかせかと食事をすると、交感神経が高まり、自律神経のバランスが乱れやすくなってしまいます。胃腸に負担をかけ、交感神経を乱す食べ方は、睡眠の質を低下させ、疲労回復を妨げます。おいしさ、楽しさを味わうだけでなく、体を元気にするためにも、目の前の食事に集中しましょう。
「量」が足りなくても体は疲れやすくなる
さらに、食べる「量」も疲れと関係があります。例えば、一度に食べすぎるドカ食いは、消化にエネルギーを割く必要に追われるため、全身がだるくなる「内臓疲れ」を感じやすいといわれます。反対に、ダイエットなどで食べる量が少なすぎると、カロリーや糖質が不足することで、体内の多くのエネルギーが使われます。すると体がだるさや重さを覚えて、頭痛や疲労感の原因に。「だるおも」な体にならないためには、ある程度きちんとした食事の「量」を摂ることが大切です。
アメリカンポークと一緒に食べるなら大豆製品がおすすめ
アメリカンポークは、自律神経の働きを整えるアミノ酸が豊富。豆腐や納豆、味噌など、同じくアミノ酸豊富な大豆製品といっしょに食べると、疲労回復につながりやすいのでおすすめです。
工藤内科院長工藤孝文さん
工藤内科院長。東洋医学・漢方医。福岡大学医学部卒。大学病院、地域の基幹病院を経て、福岡県みやま市の工藤内科にて、地域医療を行ないつつ、テレビや雑誌をはじめとしたメディアでも活躍している。