豚活 疲労回復コラム VOL.2
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アメリカンポークで疲れない体づくり!「食べ方」を見直すことから始めましょう

疲労回復のカギを握るのは、毎日の「食事」。量やタイミング、環境など「食べ方」をひと工夫するだけで、疲労回復に関するさまざまな効果が得られます。医師が、「疲れにくい」「疲れがとれやすい」体に変える「食べ方のコツ」をお教えします。

現代人だからこそ、栄養不足になりやすい!?

朝起きたとき、体がだるかったり、疲れがとれていないとツラいですよね。実は疲労回復がうまく行われない原因のひとつは、現代人の「食べ方」にあります。 時間を問わず食料が手に入る現代ですが、そんな時代だからこそ、「隠れ栄養不足」や「新型栄養失調」などと呼ばれる、1日3食しっかり食べているのに栄養不足になる人が増えています。これが疲労回復を妨げている可能性があります。

「隠れ栄養不足」は偏った食生活が原因です。たとえば、ジャンクフードを食べる機会が増えると、コルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。すると、体はこれらのホルモンを合成するために、ビタミンB群、アミノ酸、マグネシウムなどの疲労回復に必要な成分を大量に消費するため、必要な時に体内で不足してしまうのです。

そこで疲労回復のために意識したいのが「ビタミンB群」を摂取すること。ビタミンB群はたんぱく質をエネルギーに換えるときに必要な成分で、不足するとエネルギーを効率よく作り出せなくなってしまいます。すると体が疲れを感じるように。

ビタミンB群が豊富なアメリカンポークを毎日の食事に取り入れ、ビタミンB群が不足しないようにすることがおすすめです。

疲れをとるためにも、目の前の食事に集中!

「現代人の食べ方」として、気にすべきは食事内容だけではありません。スマホを見ながらや、テレビに夢中になったりしながら食事をする「ながら食べ」も要注意。「ながら食べ」をすると、早食いになり、咀嚼がおろそかになって、胃腸に負担がかかります。

本来、食事をすると、リラックスして副交感神経が優位になるもの。ところが、「ながら食べ」でせかせかと食事をすると、交感神経が高まり、自律神経のバランスが乱れやすくなってしまいます。胃腸に負担をかけ、交感神経を乱す食べ方は、睡眠の質を低下させ、疲労回復を妨げます。おいしさ、楽しさを味わうだけでなく、体を元気にするためにも、目の前の食事に集中しましょう。

「量」が足りなくても体は疲れやすくなる

さらに、食べる「量」も疲れと関係があります。例えば、一度に食べすぎるドカ食いは、消化にエネルギーを割く必要に追われるため、全身がだるくなる「内臓疲れ」を感じやすいといわれます。反対に、ダイエットなどで食べる量が少なすぎると、カロリーや糖質が不足することで、体内の多くのエネルギーが使われます。すると体がだるさや重さを覚えて、頭痛や疲労感の原因に。「だるおも」な体にならないためには、ある程度きちんとした食事の「量」を摂ることが大切です。

アメリカンポークと一緒に食べるなら大豆製品がおすすめ

アメリカンポークは、自律神経の働きを整えるアミノ酸が豊富。豆腐や納豆、味噌など、同じくアミノ酸豊富な大豆製品といっしょに食べると、疲労回復につながりやすいのでおすすめです。

工藤内科院長工藤孝文さん

工藤内科院長。東洋医学・漢方医。福岡大学医学部卒。大学病院、地域の基幹病院を経て、福岡県みやま市の工藤内科にて、地域医療を行ないつつ、テレビや雑誌をはじめとしたメディアでも活躍している。

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この記事におすすめのレシピはこれ!

きのこたっぷり!
あったかアメリカンポークチゲ

疲労回復に不可欠なビタミンB1を多く含むアメリカンポークに、疲労回復が期待できるアミノ酸を多く含む豆腐やみそを加えた、工藤先生もおすすめの組み合わせレシピです。さらに、リラックス作用のあるGABAを多く含むキムチやみそで、交感神経の働きを抑制し、ストレスをやわらげ、睡眠の質も向上。「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの材料であるトリプトファンを多く含むアメリカンポークと豆腐、みそに、腸内の善玉菌のえさになる食物繊維を多く含んだきのこを合わせた、効果的に疲れをとりたいときにおすすめの一品です。

[監修] 栄養士 牛尾理恵さん

材料 (4人分)

  • アメリカンポーク(豚肉)の肩ロース切り落とし300g
  • えのきだけ・しめじ各1パック
  • 生しいたけ4個分
  • ニラ1/2束
  • 木綿豆腐1丁
  • 和風だし汁7カップ
  • キムチ(ざく切り)200g
  • 味噌 大さじ5
  • コチュジャン大さじ2
<仕上げ用>
  • 白すりごま・粉唐辛子適宜

作り方

  1. 肩ロースは食べやすい大きさに切る。
  2. えのきだけとしめじは石づきを取り、ほぐす。生しいたけは薄切り、ニラは4cmに切り、豆腐は食べやすく切る。
  3. 鍋にだし汁を入れ、キムチとニラ以外の具材を加えて中火にかける。煮立ったらアクを取り、肉に火が通るまで、3~4分煮る。
  4. 味噌とコチュジャンを溶かし入れ、キムチとニラを加えてさっと混ぜ、1分ほど煮て火を止める。仕上げに、すりごま、粉唐辛子をふる。