頭皮からフェイスラインを引き上げ!毎日3分のユビバリーで忘れた笑顔を取り戻す
日常生活では、同じ姿勢やよく似た動きをしていることが多く、使っていない筋肉が意外とたくさんあります。顔も同じです。肌のハリを保つため、たんぱく質が豊富なアメリカンポークを食べて、口角がくっきり上がった笑顔美人を目指しましょう。加えて、頭と顔の筋肉にアプローチするセルフケアとして、指で行う指鍼(ユビバリー)を光本朱美さんに教えてもらいました。
上まぶたを開いて、目もとの老化撃退!
家事や育児、スマホやPCを使っている時、どうしても目の位置より下方向を見て、まっすぐ正面を見ることが少なくなっています。常に目線が下になることで、首の筋肉がかたくなって太くなってしまい、顔までも大きく見えてしまいます。また、下を見ている状態は、上まぶたをあまり動かさないので、半目状態になっています。そうすると、目のまわりの筋肉が使われなくなり、目のまわりの老化が加速し、「目じりのシワが目立つ!」ことに。なるべく日頃から、顔を上げて、上まぶたをしっかり開く習慣を身につけましょう。
フェイスラインをユビハリーでセルフケア
フェイスラインを支える筋肉をユビバリーでほぐす、3つのテクニックをご紹介します。すべて行っても3分ほど。筋肉は何歳からでも若返りますから、毎日きちんと動かしてあげれば老廃物が流れ、血流の流れもよくなり、素敵な笑顔が戻ります。ユビバリーのセルフケアをぜひ習慣にして、たるみのないキュッと上向き顔を目指してください。
ユビバリー(指鍼)とは
人さし指の第二関節を鍼のように使い、顔の筋肉に圧をかけながら刺激を与える、光本朱美さん考案の顔筋トレーニングメソッドです。
【耳】 耳マッサージで顔全体の血流やリンパを刺激
親指を耳の後ろに添えて、人さし指の第二関節のユビバリーを耳の内側にグッとあてて、外側に向かってユビバリーをすべらせるように圧をかけます。耳の下から上へずらしながら5ラインほどに分けて行います。下から上の5ラインを2セット。顔全体の血流やリンパの流れがよくなり、ぽかぽか温かくなってきます。
【頭】 側頭筋をほぐして頬をリフトアップ
側頭筋は、耳の横の生え際からこめかみ、その後ろの方まで、耳の上部にある筋肉です。下あごの動きをサポートしたり、歯をくいしばる際に働きます。ここの筋肉を6カ所に分けて、1カ所5回ほどユビバリーでぐるぐる回します。イタ気持ちいいくらいで筋肉をほぐしてあげましょう。頭皮と顔は1枚の皮でつながっているので、顔の引き上げには頭皮マッサージも重要です。側頭筋ほぐしは、主に口の上の頬を引き上げるカギを握っています。
【顔】 咬筋をほぐして顔たるみ予防
エラ付近を触りながら、口を開けるとくぼむ部分から耳の間で、奥歯の上のあたりにあるのが咬筋です。ここをほぐすと、口角が上がりやすくなり、顔全体の血流が上がり、フェイスラインがスッキリします。ここにユビバリーをあてて、5回ぐるぐるまわし、6セットします。ゴリゴリと固く感じたら、咬筋が凝り固まっている証拠です。表情筋が使われなくなるとたるみを生むので、顔の筋肉を普段から動かすことを意識することが重要です。
美容鍼灸エステサロン・ハリジェンヌ院長光本朱美さん
表参道にある美容鍼灸エステサロン・ハリジェンヌ院長。東洋と西洋の技術を融合したオリジナルメソッドで、顔筋のコリ・滞りをほぐし鍛え、立体的に引き上げる独自の施術が人気。美意識の高い女優やモデルも多く通う。筋肉へのアプローチによる独自技術は世界でも評価が高い。