ビーフ : BSE対策について

アメリカの牛肉は本当に安全なの?

そもそも牛肉は安全な食肉です。BSEなどの病原体は「扁桃」「回腸遠位部」など特定危険部位にだけ存在し、 食用の牛肉からは発見されていません。タンなどの食用とされている内臓からも発見されていません。 このため、BSE病原体の99%以上が集中する特定危険部位を除くことでリスクはほぼゼロになると考えられます。

また、2003年12月のBSE陽性反応牛の発見以来、米国農務省(USDA)と食品医薬品局(FDA)は、 より安全な牛肉生産のために、BSE感染の恐れのある牛の特定危険部位(SRM)が絶対に市場に出ることのないよう、対策を講じています。