Tips for Healthy Life

子どもの成長をバッチリサポート!

アメリカン・ビーフ、ポークには、良質なたんぱく質はもちろん、体内で必要量を合成することができない9種類の必須アミノ酸がまんべんなく含まれており、
筋肉や骨が効率よく作られ、丈夫で健康な体を維持するのに役立ちます。

なかでも、アメリカン・ビーフには、たんぱく質を体のなかで利用できる形に変えるビタミンB2、貧血を予防する鉄分
アメリカン・ポークには、骨や歯の材料となるリン、夜更かしや朝寝坊などで乱れた体のリズムを整えるビタミンB12など、
子どもの成長に欠かせない栄養素がギッシリと詰まっているのです。

※必須アミノ酸:たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できないため、食事から摂取しなければならない9種類のアミノ酸。

管理栄養士 橋本玲子先生のアドバイス

早い段階からバランスのとれた食べ方を身に付けることが何よりも大切です

子どもの頃の食習慣や嗜好は、大人になっても残ると言われていますので、
好き嫌いなく、バランスのとれた食べ方を、早い段階から身に付けることが何よりも大切です。
成長期の子どもの丈夫な体と心を育てるために、次の3つのポイントを心掛けてください。


ポイント1
良質なたんぱく質を毎日とる

成長期の子どもは、成人に比べて体重1キログラム当り1.2~1.6倍ものたんぱく質が必要です。肉類や卵などの動物性食品には、体のなかで合成できない必須アミノ酸がバランスよく含まれていますので、毎日、欠かさずメニューに取り入れることをおすすめします。
アメリカン・ビーフには、成長期の子どもに欠かせない必須アミノ酸がまんべんなく含まれているので、丈夫な筋肉や骨格作りを効率よく行うのに最適です。また、たんぱく質の合成に関与し、「成長のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2や、たんぱく質の代謝に欠かせないビタミンB6も豊富に含まれ、体の成長をサポートするのにうってつけの食材なのです。

ポイント2
朝食をしっかりとる

朝ごはんを抜いてしまうと、いくら昼食や夕食をしっかりとっても、成長期の子どもが1日に必要なエネルギーや栄養素が十分に確保できなくなってしまいます。朝食は毎日しっかりととりましょう。

ポイント3
4つのお皿を揃える

丈夫な筋肉や骨格の材料となるたんぱく質や微量栄養素(ビタミン、ミネラル類など)をまんべんなくとるために、食事の時に4つのお皿(主食+主菜+副菜+汁物)を揃えるよう心掛けましょう。


管理栄養士 橋本玲子先生

栄養管理に関するコンサルタント業務を中心に、日本人のライフスタイルに合った食生活の提案および普及に努めている。
プロサッカーチームや、社会人ラグビーの日本代表チーム等のトップアスリートに対する栄養指導の第一人者


管理栄養士 牧野直子先生のアドバイス

皆さん、楽しく食事をしていますか?

子どもが食べものや食事作りに関心をもつようにすると、脳も体も元気になります。それには親自身が食べることを楽しむのが一番。
料理をする時も、でき上がりだけではなく、作っているところをぜひ子どもに見せてあげてください。
楽しそうに作る様子を見たり、よい香りをかいだりして五感を刺激することは、脳の発達にとてもいいんですよ。


「脳に効く食事」の基本は
主食、主菜、副菜をそろえることから。

脳に効く食事といっても、まずは栄養のバランスを整えることが大切。難しいことではなく、主食、主菜、副菜をそろえることを心がければ自然にバランスがとれます。

"ダイエットの敵"だと思われている炭水化物は、脳の大事な栄養源です。炭水化物の代謝にはアメリカン・ポークに豊富に含まれるビタミンB1が欠かせません。アメリカン・ポーク(肩ロース脂身つき)100gにはビタミンB1が0.50mg含まれ、それだけで子どもの一日の所容量の半分を満たすことができます。

子どもには、成長のために大人よりも多くの栄養が必要です。具体的には、「お弁当箱を思い浮かべ、面積の半分に主食、残り半分に主菜と副菜を同じ面積ずつ」というのが目安です。この割合なら、お弁当箱の容量とエネルギーはほぼ同じになります。

1食あたり幼稚園児は400ml(400kcalに相当)、小学校低学年で500ml、中学年は600~700ml、高学年は700~800mlのお弁当箱を想定するとよいでしょう。


管理栄養士 牧野直子先生

女子栄養大学在学中よりダイエットコミュニケーションズに所属し、栄養指導や教育活動に携わる。管理栄養士の資格を有し、ダイエットコーディネーターとして「スタジオ食」を主宰。身近な材料で簡単に作れる、おいしくてからだにやさしい料理や、健康的なダイエット法の指導に定評がある。