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TRADER'S Be & Po

vol.497 Jul.21.2026
 
米国食肉輸出連合会
NEWS CONTENTS
市況ニュース 生体牛現物取引は軟調、カットアウトも下落
チョイスの卸売価格、今年初の前年割れ、勢いに変化
繁殖豚減少、今年後半から2027年の豚肉供給を抑制
ポーク関連ニュース 凍豚肉在庫、過去10年の最低水準圏で推移
ランキング 2026年の米国の小売業トップ100社―NRF
USMEFインフォメーション 札幌で8月26日にアメリカンミートセミナー&試食会
ファクト・シート ポーク(2026年5月)米国の輸出、
と畜頭数・枝肉生産量、飼養動向、日本の輸入量
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市況ニュース

生体牛現物取引は軟調、カットアウトも下落

 
 

7月第2週(6〜10日)の生体牛価格は、主要5州の去勢牛平均価格(100ポンド当たり)が248.01ドルで、前週から約7ドル下落した。枝肉価格も391.49ドルと約11ドルの下落で、生体牛の現物市場は引き続き軟調な展開となった。

カットアウト価格は、チョイスの平均価格が383.39ドル(前週比7.34ドル安)となり、今年初めて前年実績を下回った。チョイスとセレクトの価格差は18.06ドルと比較的大きく、高品質牛肉への需要が依然として底堅い。

小売業者による買い付けは、週末にかけて持ち直しの兆しがみられた。パッカーは6月を通して厳しい逆風に直面してきた。同週は生体牛価格の下落を背景に、1頭当たりのマージン(損失)は改善したようだが、供給は引き続きタイトだ。

同週の牛と畜頭数は推定52万9,000頭。独立記念日で稼働が少なかった前週との比較では7万1000頭増加したものの、前年同期比では4万3000頭減。現物価格は調整局面にあるものの、引き続き供給減が価格を下支えする構造となっている。

 

※2026年7月13日 LMIC The Cattle Markets

 
 

チョイスの卸売価格、今年初の前年割れ、勢いに変化

 
 

Expana社の分析シリーズによると、6月24日にチョイスのカットアウト価格が今年初めて2025年の水準を下回り、年初来続いていた前年超えが解消された。2025年のこの時期は、旺盛な季節需要に支えられていたが、今年は卸売価格の上昇と買い手側の慎重な姿勢によって需要が弱まった。

チョイスのカットアウト価格は、6月30日まで前年を下回って推移。BBQシーズンのピークであるこの時期にもかかわらず、多くの買い手が前年同期に比べて控えめな買い付けを行ったようで、ボックスビーフの販売が鈍化していること反映した。

 

※2026年7月2日 FOODMARKET.com

  チョイスのカットアウト価格の推移
 
 

繁殖豚減少、今年後半から2027年の豚肉供給を抑制

 
 

USDA発表の6月の「Hogs and Pigs」レポートは、アナリストの事前予想以上に、供給がひっ迫するとの見通しを示した。飼養頭数はすべて重量区分で、事前予想の下限値か、それ以下にとどまっており、今年後半の豚肉生産は、従来予想ほど拡大しない可能性が高い。

供給面からみれば、相場を下支えする要素が多いが、現在の最大の課題は供給ではなく需要の低下だ。それも小売需要ではなく、卸売需要、特に加工向け品目(ベリー、ハム)の需要が低迷していることから、今夏の生体豚・豚肉価格は大幅に下方修正された。

今後数か月間のと畜頭数は、小幅な増加にとどまる見通しだ。出荷適齢豚(180ポンド超)の在庫は前年同期比0.4%増。6月の実際のと畜頭数は、この水準よりも多い。120〜179ポンドの豚は、主に7月から8月前半の出荷頭数を左右するが、これも予想を下回っている。

3〜5月の子豚生産頭数も、秋の供給量が大幅に拡大しない可能性を示すもう一つの指標だ。USDAは「前年並み」と推計したが、市場では約1.3%増が見込まれていた。この推計が正しければ、第4四半期のと畜頭数は「前年並み」で推移し、豚肉供給は増加しない可能性がある。

現在の先物取引価格には、昨年よりも弱い需要見通しがすでに織り込まれている。

「10月限」および「12月限」は2025年の水準を大きく下回って取引されている。

  米国の週当たり豚と畜頭数の推移と予測
  米国の子豚生産頭数の前年比の推移(四半期毎)(左)/米国の繁殖豚の飼養頭数の推移(四半期毎)(右)
 
   
ポーク関連ニュース

凍豚肉在庫、過去10年の最低水準圏で推移

 
 

USDAが公表した5月の豚肉冷凍在庫は、春季に在庫が積み上がるという例年の季節性にもかかわらず、歴史的な低水準にあることを改めて裏付けた。5月としては過去10年間で2番目に低い水準となり、春の季節的な在庫積み増しにもかかわらず、10年平均を依然として16%以上も下回っている。

底堅い輸出需要に対して、生産は前年並みの水準であることから、現在の国内冷凍豚肉の供給余力は限られている。通常、冷凍豚肉在庫は冬の終わりから積み上がり、4月に季節的なピークを迎えた後も5〜6月は概ね高水準を維持し、その後年末に向けて取り崩される傾向にある。

しかし、2026年5月の冷凍豚肉在庫は4億5190万ポンドと、4月からの増加率はわずか0.2%、前年同月比で0.3%増にとどまり、過去10年間の5月平均を約16.3%下回っている。

 

※2026年7月2日 FOODMARKETC.com

  豚肉の月末在庫の推移
 
ランキング

2026年の米国の小売業トップ100社―NRF

 
 

全米小売業協会(NRF)は、Kantar社のまとめによる2026年版「米国小売業トップ100」を発表した。2025年の米国内小売売上高(直近の52週または53週の売上)に基づき、米国の小売業界の主要企業100社を順位付けしたもの。

大手小売企業では小売以外の事業収入が拡大していることから、このランキングは企業全体の売上高ではなく、小売事業による売上高のみを対象としている。NRFのチーフエコノミストは、「過去1年間は厳しい経済環境が続いたものの、今年のトップ100は上位企業の底堅さを示す内容となった」としている。

首位はウォルマートで、2025年の米国内小売売上高は5759億9000万ドル(前年比4.2%増)。2位はアマゾンで、2938億5000万ドル(同7.3%増)。次いで、3位コストコ・ホールセール(1987億3000万ドル)、4位クローガー(1,547億4,000万ドル)、5位ホーム・デポ(1411億2000万ドル)とトップ5は変わらなかった。

今年のトップ20における唯一の順位変動は19位で、エース・ハードウェア(275億5,000万ドル)がダラー・ツリー(189億3,000万ドル)に代わってランクインした。ダラー・ツリーはFamily Dollar事業を手放したことに加え、売上高が前年比38.1%減となり、29位に後退した。

調査を行ったKantar社は、「ランキング上位には変動が見られないが、中堅企業は成長や事業の進化を通じて順位を変えつつある。現在の環境下では、20年前よりもそうした成長が容易になっている」とし、その特長の一つとして、地域密着型食品スーパーのパブリックス・スーパーマーケット(12位)やH.E.バット・グロサリー(16位)が一部の大手との競合を上回るペースで事業を拡大していることを挙げている。

トップ100社は下記より閲覧できます。
https://nrf.com/research-insights/top-retailers/top-100-retailers/top-100-retailers-2026-list

 

出典:全米小売業協会(NRF)

  米国の小売業トップ100社(上位20社抜粋)
 
USMEFインフォメーション

札幌で8月26日にアメリカンミートセミナー&試食会

 
 

米国食肉輸出連合会(USMEF)は、「アメリカンミートトレードセミナー 2026 IN 札幌」を開催します。本セミナーでは、アメリカンビーフ&ポークの市場動向とUSMEFの販促計画をご説明するとともに、メンバー企業等によるパネルディスカッションでアメリカンミートに関する最新情報の提供と商品提案を行います。

テイスティングセッションでは、USMEFの2026年推奨メニューを中心に、ビーフならびにポークの焼肉・BBQ・ステーキなどの多彩なメニューの試食をお楽しみいただけます。参加希望の方は、下記の申込フォームからご送信ください。

アメリカンミートトレードセミナー&テイスティングセッション 2026
IN 札幌

〜米国の食肉市場の最新動向と提案メニュー試食会〜

● 開 催 日 時 ●

2026年8月26日(木)14:30〜17:30(受付開始14:00)
主催:米国食肉輸出連合会(USMEF)
後援:米国大使館アメリカ農産物貿易事務所(ATO)

● 開 催 場 所 ●

札幌グランドホテル 別館2階 「グランドホール」
〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西4丁目
TEL:011-261-3311

《主なプログラム》

【 第 1 部 】 情報提供セミナー/14:30〜

◎米国の食肉市場の最新動向
◎USMEFの販促活動のご説明
◎USMEFメンバー企業によるパネルディスカッション&プレゼンテーション

【 第 2 部 】 テイスティングセッション/16:30〜17:30

USMEFの2026年推奨メニューを中心に、アメリカンビーフ・ポークそれぞれの焼肉・ステーキ・BBQなど多彩なメニューを、着席ビュッフェ形式でご試食いただけます。

【 定   員 】 100名

【 参 加 費 】 無料(テイスティングセッションからの参加はご遠慮下さい)

【 申込方法 】 申込フォームに必要事項をご記入の上、8月10日までに送信下さい。
(定員になり次第締め切らせていいだきますことを予めご了承願います)

◆申込フォーム◆

https://forms.gle/G2kiCG1Z5g6evr7T6

 
 

ポークpファクト・シート