NAMI(北米食肉業界)は、鮮魚の代わりに牛肉を使用した寿司「Beefshi」の普及に向けて新たなキャンペーンを行っている。チェックオフを活用してNAMIが実施したアンケート調査では、消費者の半数以上が「Beefshi」コンセプトを魅力的に感じたと回答。特にミレニアル世代(66%)と35〜44才の世代は「食べてみたい」との回答が多いという。
「Beefshi」を創作したのは、カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカで学ぶシェフ。パストラミ、コンビーフ、ジャーキー、ビーフホットドッグ、ビーフボローニャといった調理済みビーフを、伝統的な寿司のスタイルに取り入れている。主な提案メニューは以下の通りだが、プロモーションの一環で、専用WebサイトBeefshi.comで各レシピの動画を公開している。
Texas Asade Sushi (テキサス・アサダ寿司)
ローストビーフにライム、クミン、ニンニクを擦り込み、コリアンダー、細切りしたハラペーニョとオニオン、砕いたカッテージチーズを巻く。サルサソースを添えて。
Inside Out Wisconsin Maki (ウィスコンシン巻き)
サマーソーセージのスティック、コルビーチーズの細切り、ディルのピクルスのスライスを酢飯で巻く。粒マスタードを添えて。
New York Deli Roll (ニューヨーク・デリ・ロール)
ホースラディッシュとスイスチーズの細切りを、海苔の代わりにコンビーフで巻き、少量のキャラウェイシードの上で転がす。
The Reuben Roll (ルーベン・ロール)
パストラミ、ザワークラウト、薄くスライスしたスイスチーズを酢飯で巻く。ロシアンドレッシングを添えて。
The Hiker’s Roll (ハイカーズ・ロール)
細く切ったビーフジャーキーと薄卵焼き、豆苗またはクレソンを、伝統的な手巻き寿司スタイルで。シラチャーソース(タイで人気の辛みのあるソース)につけて。
Carolina Sushi (カリフォルニア寿司)
細長く切ったビーフボローニャのフライとニンジンの細切りを、海苔の代わりにキャベツの葉のピクルスで巻く。
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