USDAは、2013年のとうもろこしの収穫、作付け予想に関する今年1回目の主要レポートを公表した。それによると、作付面積は2012年に比べとうもろこしはわずかに拡大、大豆はわずかに縮小、小麦類は1%拡大すると予測される。
とうもろこしの生産者は、2013年に9730万エーカーの作付けを目標としている。これは昨年の面積よりわずかに広く、2011年に比べて6%増。もし実現すれば、1億200万エーカーと予測された1936年以来、最も広い作付面積となる。
大豆の2013年の作付面積は7710万エーカーと推定され、昨年に比べやや縮小するが、実現すれば過去4番目に広い規模となる。2012年と比較して、ノースダコタ州を除くグレートプレーンでは縮小する。イリノイ州とノースダコタ州で最も面積が拡大し、ネブラスカ州とミネソタ州では大きく縮小すると予測されている。
小麦の2013年の作付けは、2012年比1%増の5640万エーカーと見込まれる。2013年の冬小麦の作付けは4200万エーカーで同2%増、春小麦は1270万エーカーで同3%増と予測される。デュラム小麦(マカロニ等の原料)は175万エーカーで18%減の予測である。
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