年頭所感〜新たな挑戦の年に向けて〜
米国食肉輸出連合会会長兼CEO フィリップ・セング
米国食肉業界を代表し、日本の消費者ならびにパートナーの皆様の旧年中のご愛顧・ご指導に深く感謝申し上げます。
米国食肉輸出連合会は、日本のBSEに関する輸入制度見直しについて、専門的知見に基づき徹底した審議がなされたことを大変喜ばしく思っております。今回の審議結果により、日本へのアメリカン・ビーフの輸出増加が予想されることから、結論が待ち遠しいものであることは言うまでもありません。
今後は、高品質な穀物肥育のアメリカン・ビーフを、より幅広い層のお客様にお届けできるようになります。そして、アメリカン・ビーフが、現在のアメリカン・ポーク同様、日本市場において再びリーダー的存在としてご愛顧いただけることと期待しております。
昨年は、アメリカン・ポークにとっても皆様方からのご愛顧に支えられた年でもありました。特に日本の小売り、外食業界で主要な供給元として高品質なチルドポークをお届けできたことを誇りに感じています。将来は、日本市場へアメリカン・ラムを再びお届けできることを願っております。
本年は、家畜生産、加工、輸送コストの上昇が製品価格上昇への圧力となるだけに、業界として多くの挑戦に立ち向かわねばなりません。弊連合会は今年設立37周年を迎えます。今後も引き続き、日本の皆様に安全でお手頃な価格の食肉をご提供できるよう一層努力してまいります。
2013年が日本の消費者ならびにパートナーの皆様にとりまして、安全、繁栄に満ちた年となりますよう心よりお祈り申し上げます。本年もアメリカン・ミートをよろしくお願いいたします。
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