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牛肉輸出の好調続く |
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牛肉輸出は昨年を大幅に上回る売上高で、国内の生体牛・牛肉市場を支えている。2月3週には、米国農務省(USDA)がボックスビーフレポートで集計する総コンテナ数の13.5%にあたる、1,093コンテナ分の牛肉が輸出された。これは2002年に価格報告が義務化して以来、4番目に高い数字だ。
※2011年2月28日 Cattle Buyers Weekly
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2010年 牛肉・豚肉輸出好調で貿易収支を後押し |
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昨年の牛肉の輸出量は23億5,000万ポンド/約106万6,000トン(前年比19%増)、輸出額は過去最高の40億8,000万ドル(同32%増)を記録した。一方、豚肉輸出量は42億3,000万ポンド/約191万9,000トン(前年比3%増)、輸出額は過去2番目に多い47億8,000万ドル(同10%増)に達して、貿易黒字は42億4,000万ドル増加した。
食肉全体の輸出額は前年比19.4%増の88億8,000万ドルで、2008年に記録したこれまでの最高額を4%上回った。(USMEF調べ)
USMEF会長兼CEOセング氏は「米国の農業は世界に食材を供給しているだけでなく、米国内の雇用と収入の重要な源になっている。輸出額88億8,000万ドルは、推定で10万7,000人の雇用を支えている」と述べた。
※2011年2月22日 Meatingplace.com
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2011年農産物輸出、過去最高の予測 - USDA |
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USDAが2月24日発表した予測によると、2011年度の農産物輸出は過去最高の1,350億ドルに達する見通しだ。前年比で輸出額は25%、輸出量は10%の増加が見込まれる。
ビルサック農務長官は「農産物貿易黒字は、2008年に記録した過去最高の360億ドルを大幅に上回る475億ドルに達する見通しである」と述べた。
一方、乳製品と畜産物は世界的な需要高で、2011年度輸出高は過去最高の249億ドルが見込まれる。特に乳製品と家畜副産物が牽引力となっている。
※2011年2月24日 Meatingplace.com
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