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TRADER'S Be & Po
NEWS CONTENTS
米国食肉市場ニュース 牛肉(牛肉市況 5/3〜7)
豚肉(豚肉市況 5/3〜7)
市況ニュース 生体牛・卸売牛肉市場、春の最高値に
活気が続く肥育牛市場
業界ニュース 牛肉需要の回復進む
米3業界が2012年トレードショーを同会場で同時開催
USDA、食品安全キャンペーンカーの巡回始まる
AMI、消費者向けビーフカット解説の新ビデオ作成
全米天候/作柄状況 各地の干ばつ監視・天気予報
マーケットデータ 先物取引価格(5月7日現在)
牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績
豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績
米国食肉市場ニュース  
牛肉

牛肉市況
(5月3日〜7日)

週間と畜頭数 : 67.3 万頭(前年比2.7%増)。
肥育牛の取引価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  主要5市場では平均99.53ドル(前週比1.22ドル高)、枝肉価格は平均160.27ドル(同2.49ドル高)。
牛肉価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  歩留まり等級3(YG3)のチョイスは171.13ドル(前週比0.91ドル高)。Y2〜3のセレクトは168.56ドル(同1.45ドル高)。
豚肉

豚肉市況
(5月3日〜7日)

週間と畜頭数 : 199.2万頭(前年比1.2%減)。
100ポンド(約45kg)当たりのカットアウト価格は前週比10セント安の90.10ドルだった。ロインは値上がりしたが、ハム、ポークベリーは値下がりした。
※2010年5月7日 Hog Outlook(Glenn Grimes & Ron Plain)
市況ニュース
 
生体牛・卸売牛肉市場、春の最高値に
 

5月末のメモリアル・デー連休に向けてスーパーが仕入れを充実させるため、この時期は高値が予想されていた。パッカーの肉牛処理頭数が通常より増え、営業マージンも大幅なプラスになるなか、100ポンド当たりの価格は生体牛が100ドルに達し、枝肉は160ドルを超え、ボックスビーフの価格は、日間価格で2008年7月以来の最高値まで上昇した。

生体牛・卸売牛肉価格は、4月2週に2008年8月以来の3ケタに達した。その後若干後退したが、5月2週には前週の減少分を取り戻し、3週は4月の高レベルを上回る勢いだ。2週に米国株式が急落したが、生体牛の現金取引・先物市場は他業界の不調をよそに好調だった。しかしアナリストは、他業界の動向の影響は、この先も最大のリスク要因になると述べている。

5月6日の株価急落は、ヨーロッパの経済危機と電子取引エラーの影響への懸念が原因のようだ。ダウ平均株価終値は10,520だったが、一時は一気に998ポイント下落して10,000台を割り込んだ。それを受けて6月分の先物相場終値は85ポイント下落の95.85ドルだった。こうした状況から、生体牛・牛肉価格を押し上げるチャンスは5月3週が最後のようだ。

5月3週の株式市場の変動が生体牛先物相場と現金価格にどう影響するかが懸念されるが、市場の基調は良好だ。パッカーは高マージンを確保し、フィードロットは牛の入れ替えも順調で、枝肉重量は昨年を大きく下回り、パッカーはメモリアル・デー連休の需要に合わせて増産体制だ。しかしカットアウト価格は頭打ちで、5月3週は下落するか、良くても横這いと見るアナリストもいる。

※2010年5月10日 Cattle Buyers Weekly
 
活気が続く肥育牛市場
 

今年は肥育牛市場が急上昇して活況が続き、どのクラスの牛も競争が激しい。3〜4月の物価上昇、肥育牛の値上がり、米本土全域に拡がる湿った天候、フィードロット外の肥育牛・子牛頭数の少なさ等、様々な要因が組み合わさって値上がりを招いている。

オクラホマ国立家畜飼育場では、750〜800ポンドの子牛(去勢雄牛)の4月平均価格は3月比で10.60ドル以上、500〜550ポンド級では22.46ドル以上値上がりした。こうした値上がりを受けて、今後生産者が頭数を増やすかどうかはまだ不透明だ。

インフォーマ・エコノミクス社のエコノミストは「肥育業者のもとには、相変わらず去勢雄牛より未経産牛の提供頭数が多いといわれる。今秋には未経産牛の保有を検討し始める可能性もあるが、早くて2010年中に純増することはないだろう。米国の肉牛頭数は今年、150万頭以上減少して、総数はわずか9,200万頭になる可能性もある」と述べている。

※2010年5月10日 Cattle Buyers Weekly
業界ニュース
 
牛肉需要の回復進む
 

牛肉需要は2009年に大きく減退したが、今年は小売りが安定し、フードサービスや輸出は好転している。エコノミストは「第1四半期の牛肉需要は全体で前年比3.1%減少した。明るい材料としては、第4四半期より1%増加している。回復は初期段階だが、いずれは全体で前年比5%増加の可能性もある。フードサービスの需要増を7%と予想する報告書もあり、そうなると全体需要は2.5%アップする」と述べている。

また「例年5月は年間で最も需要が多い月で、平均で前月比4.2%増になる。そのため週間処理頭数が66万頭近くまで増えても、カットアウト価格へのプレッシャーなしに増加分は吸収できるはずだ。それよりも、メモリアル・デー連休後、スーパーがカットアウトの値上がりで減ったマージンを取り戻すために、牛肉価格を一気に上げた後の需要が懸念される。夏場は季節的に需要が最も低迷し、小売価格は最高レベルに動いていく」とみている。

そうした高値に消費者がどう反応するかは、消費意欲やその他のマクロ経済要因の動向次第だ。今のところ、これらの要因は2ヵ月前より好転しているようだ。

※2010年5月3日 Cattle Buyers Weekly
 
米3業界が2012年トレードショーを同会場で同時開催
 

米国食肉協会(AMI)、食品マーケティング協会(FMI)、米国生鮮農産物協会(United Fresh Produce Association)は5月10日、各々の2012年度トレードショーをダラス市のダラスコンベンションセンターで、ほぼ同時期(4月30〜5月3日、5月1日〜3日)に開催することを発表した。展示ホールは別々だが、共同プログラムやネットワーキングイベントの実施を検討しており、来場者、主催者双方の相乗効果、メリットを期待している。

※2009年5月11日 Meatingplace.com
 
USDA、食品安全キャンペーンカーの巡回始まる
 

米国農務省(USDA)食品安全検査局(FSIS)の「食品安全ディスカバリーゾーン」と呼ばれるキャンペンーンカーは全長約12メートルあり、車内にはキーメッセージであるclean(洗浄)、separate(分別)、cook(調理)、chill(冷蔵)ごとにステーションが設けられている。正しい食品の取り扱い手順の実演やクイズ、ゲーム等を行い、消費者の食品安全への意識・行動を高めて食品媒介による疾病予防に努める。ワシントンDCでお披露目の後、9ヵ月かけて全米を巡回し、食品安全の普及を目指す。

詳しくは、http://www.fsis.usda.gov/fsdiscoveryzone/を参照。

また、YouTube内の「USDA Food Safety」チャンネル(URL:http://www.youtube.com/user/USDAFoodSafety)にてキャンペーンカーの詳細をご覧いただけます。

動画は下記からご覧頂けます。
「The Food Safety Discovery Zone」

※2009年5月7日 Meatingplace.com
 
AMI、消費者向けビーフカット解説の新ビデオ作成
 

AMIが5月上旬に発表した新ビデオは、AMI財団の食肉研究家が牛の各部位ごとにその特徴やそれに適した調理方法を、消費者向けに分かりやすい図解や写真付きで解説している。バーベキューシーズンに先駆けて導入したもので、5月中旬にはポークカット版も発表する予定だ。

動画は、AMIのYouTubeチャンネル「the Meat News Network」(URL:http://www.youtube.com/user/meatnewsnetwork)で視聴できる。

動画は下記からご覧頂けます。
「Ask the Meat Scientist: Beef Cuts Available in the Marketplace」

※2009年5月4日 Meatingplace.com
全米天候/作柄状況
 
各地の干ばつ監視・天気予報
 

5月6日〜10日は、大平原地帯北部・中部から五大湖と米本土北東部、及びメキシコ湾周辺、西部地域ではワシントン州沿岸部とアイダホ州のロッキー山脈北部を中心に、雨の予報が出ている。気温は米本土南部全域は平年並みで、北西部、大平原地帯、東部は平年より低くなる。

その後15日にかけての5日間は、西部、大平原地帯北部、中部太平洋、北東部は平年より涼しくなる見込みで、南端部とメキシコ湾周辺は平年より暖かくなる。降雨量はグレートソルト湖から、北東部に至る本土中部全域で平年より多く、メキシコ湾沿いから大平原地帯北部、五大湖西部は平年より少ない。

※2010年5月7日 Market Perspectives
マーケットデータ
 
先物取引価格(5月7日現在)
 
 
牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績
 
 
豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績
 
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