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TRADER'S Be & Po
NEWS CONTENTS
業界最前線 vol.3 読者インタビュー[すかいらーく]
米国食肉市場ニュース 牛肉(牛肉市況 4/12〜16)
豚肉(豚肉市況 4/12〜16)
市況ニュース 生体牛・牛肉市場、劇的な回復から小休止
業界ニュース 米国産牛肉・豚肉−2月度輸出伸びる
トレンドニュース 最新型積み込み装置でフレッシュポークの品質管理
米国レストラン動向
全米天候/作柄状況 各地の干ばつ監視・天気予報
マーケットデータ 先物取引価格(4月16日現在)
牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績
豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績

業界最前線 vol.3 -読者インタビュー-

このコーナーは、業界の最前線で奮闘されている皆さまに日頃のアメリカン・ミート販売の工夫やノウハウなどを伺い、読者の皆さまにビジネスのヒントをご提供するほか、業界を盛り上げていくためのネットワークづくりをめざしています。

厳しいときこそ、消費者への積極的な情報提供が必要となる。

厳しい経済状況にあっても次々とヒット商品を生み出している、すかいらーくの戦略とアメリカン・ポークの活用術についてご紹介します。

記事全文はUSMEFホームページでご覧いただけます。記事全文はこちら

米国食肉市場ニュース  
牛肉

牛肉市況
(4月12日〜16日)

週間と畜頭数 : 63.2万頭(前年比3.9%増)。
肥育牛の取引価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  主要5市場では平均99.55ドル(前週比0.22ドル安)、枝肉価格は平均159.26ドル(同2.12ドル安)。
牛肉価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  歩留まり等級3(YG3)のチョイスは167.10ドル(前週比1.97ドル高)。Y2〜3のセレクトは164.10ドル(同1.68ドル高)。
豚肉

豚肉市況
(4月12日〜16日)

週間と畜頭数 : 203.2万頭(前年比4.3%減)。
100ポンド(約45kg)当たりのカットアウト価格は85.25ドル(前週比5.94ドル高)で、ロイン、ハム、ポークベリーはいずれも前週比で5ドル以上値上がりし、現在のカットアウト価格は2008年8月以来最高値になっている。
※2010年4月16日 Hog Outlook (Glenn Grimes & Ron Plain)
市況ニュース
 
生体牛・牛肉市場、劇的な回復から小休止
 

春先に近年で最も劇的な回復をした市場は、ここに来て落ち着きを見せている。今年の回復で注目されるのは、例年より早く始まり、バーベキューシーズン前に6週間と長期間続いたことだ。4月3週の生体牛価格は横ばいからやや安値で推移したが、当面は下げ止まりしたという市場感覚と、スポット市場のボックスビーフ価格の行き詰まりを反映している。しかし、生体牛・牛肉が春の最高値を付けたというには、まだ時期尚早とアナリスト達は述べている。4〜5週にかけても横這いからやや安値で、その後は再び上昇する可能性もありそうだ。

生体牛価格の持ち直しで、肥育業者のマージンは過去2年では最大となった。現金取引でのマージンは1頭当たり150〜175ドル、ヘッジ牛では75〜100ドルと見られる。市場回復で子牛と肥育牛の価格も大幅に上がっている。特に放牧用に買われる体重400〜600級の牛が最も値上がりしている。

※2010年4月19日 Cattle Buyers Weekly
業界ニュース
 
米国産牛肉・豚肉−2月度輸出伸びる
 

米国食肉輸出連合会(USMEF)がまとめたUSDAデータによると、マッスルカットの堅調な伸びで、2月度のビーフ・ポーク輸出は増加した。マッスルカット・バラエティミートを含む牛肉輸出高は前年比16%増の2億5,200万ドル、輸出量は9%増の7万1,843トンを記録した。一方、豚肉輸出高は前年比2.6%増の3億7,760万ドル、輸出量は1%増の15万9,331トンに達した。

2月度の輸出量が国内生産量に占める割合は、豚肉が25%で輸出価格は1頭44ドル(1月37.37ドル)、牛肉は前年と変わらず10%で1頭123ドル(1月119ドル)と、前月より伸びた。

輸出市場でみると、中東はエジプトが牽引役となり、1〜2月の牛肉マッスルカットは前年比で輸出量が28%、輸出高は50%増加した。ロシア向け輸出量は10倍増の1,270トンを記録した。米国産マッスルカット輸出先として3番目に大きい中華圏(ベトナム含む)は、輸出量が36%、輸出高は38%増加した。日本向け豚肉マッスルカットは1月比で21%増えたが前年同期比では8.5%低い。1〜2月の対日輸出は輸出量で17%減少、輸出高でも15%落ちている。香港への1〜2月輸出量は15%増加し、豚肉マッスルカットはASEAN全域で輸出量が倍増、輸出高は102%伸びた。

※2010年4月15日 Meatingplace.com
トレンドニュース
 
最新型積み込み装置でフレッシュポークの品質管理
 

豚の出荷でトラックに積み込む際、従来のシュートではなく最新のガントリーローダーという装置を使うと、フレッシュポークの品質管理に大いに効果がある。新旧の積み込み方式を比較して、フレッシュポーク・ロインの品質特性への影響を評価してみた。実験1では初回出荷分(以下FP)の豚のロース肉100点を、実験2では最終出荷分(以下CO)の豚のロース肉120点を使った。ロース肉の冷蔵開始時点および24時間後のpH(ペーハー)と、JCS(ジャパニーズカラースコア)を調べたところ、ガントリーローダーで積み込んだFP豚とCO豚のロース肉は、いずれも高い傾向が見られた。この実験結果から、最新の積み込み装置を使うと豚ロース肉の品質劣化を減らせることがわかる。

※2009年10月14日 Fleisch wirtschaft International
 
米国レストラン動向
 

家畜の供給不足や、不況で低迷していた食肉需要の回復への期待もあり、家畜先物相場はここ数週間活気づいている。ポークの場合は、世界的に流行した新型インフルエンザと関連づけられたマイナス要因もなくなった。エンドユーザーの消費意欲も前年より著しく回復している。景気はまだ完全に復活してはいないが、市場正常化の感覚が戻りつつあり、小売りや飲食業界は夏に向けて準備をしている。しかし一部では、蛋白源食品の全体的な高値への懸念もある。

消費マインド改善の指標の一つに、全国レストラン協会(NRA)が実施した最新の調査結果がある。月間トラッキング指標は現在、2007年9月以降の最高値を示し、2008年秋の最低値から回復している。業界は依然として縮小状態にあるが、レストラン業績指標(RPI)はここ12ヵ月間で着実に改善している。今年3月の調査(複数のレストラン業態の484社対象)では、回答者の44%が「不況で最も影響を受けた高級レストランを中心に、半年後に既存店売上高が上向く」と期待している。こうした声は特に牛肉価格にとって重要だ。昨年の大半は、パッカーがミドルミート(ステーキカット)に資金を使えず肉牛価格は苦戦した。高級料理店の売り上げ回復は、今後のミドルミート価格の動向のバロメーターになるだろう。

NRAの調査結果は、市場の上昇傾向感を増大する一方で、冷静な現状認識をもたらしている。全体的な指標は上向いているが、客数は3ヵ月連続で下がっている。短期的には天候が要因かもしれないが、9.7%の失業率も影響している。

※2009年4月12日 National Pork Board Newsletter
全米天候/作柄状況
 
各地の干ばつ監視・天気予報
 

4月19日までは、米本土中央にかかる寒冷前線がゆっくりと東に進み、大平原州南部・中部から本土中西部・北東部全域に、にわか雨と雷雨をもたらす。サザン・プレーンズの3分の1は寒冷前線が停滞して降雨量が2〜3インチと最も多くなるが、本土中西部と北東部の降雨量ははるかに少ない。ミシシッピ・デルタ南方、本土南東部、大平原州部、本土中西部北方では雨はほとんど降らない。気温は本土西部、大平原州北部、本土中西部北方で平年を上回り、大平原州南部と本土南部および北東部では季節並か平年を下回る。

4月20日〜24日にかけては短期予報が変わって、本土南西部を中心に西部のほとんどの地域で気温は平年を下回り、降雨量は平年より多い。本土北東部では降雨、気温とも平年を下回り、ミシシッピ・デルタ南方から北西方向に進み大平原州北部にかけてては、気温は平年を上回る。

※2010年4月16日 Market Perspectives
マーケットデータ
 
先物取引価格(4月16日現在)
 
 
牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績
 
 
豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績
 
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