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TRADER'S Be & Po NEWS CONTENTS
MEFニュース USMEF、輸出書類説明会を開催
米国食肉市場ニュース 牛肉(牛肉市況 8/17〜21)
豚肉(豚肉市況 8/17〜21)
市況ニュース 生体牛の値上がり続く
肉牛価格、ここ数ヵ月は値下がりの予想
ポーク関連ニュース NPPC、USDAに豚肉生産者救済を要請。進まぬ頭数削減
トレンドニュース 携帯でビーフレシピ・栄養価・買い物ヒントをチェック
全米天候/作柄状況 各地の干ばつ監視・天気予報
マーケットデータ 先物取引価格(8月14日現在)
牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績
豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績
MEFニュース
USMEF、輸出書類説明会を開催
 

米国食肉輸出連合会(USMEF)は、輸出関係者が輸出書類を正しく作成し、ミスを減らす手助けとして、10月下旬にカリフォルニア、ジョージア、ネブラスカで輸出書類説明会を実施する。書類作成のミスや問題点の解決、慢性的課題を回避するための修正・予防措置を重点に進める。

説明会の内容は以下の通り:

  • よくある書類作成・製品表示の誤りの具体例の説明
  • 間違いや問題の原因となる輸出書類の複雑、不明瞭な部分の洗い出し
  • 書類ミスを減らすために輸出会社に効果的なコミュニケーションやトレーニング方法の立案
  • 他のUSMEF会員に宛てたセミナー成果の発信
※2009年8月26日 USMEF Daily News
米国食肉市場ニュース  
牛肉
牛肉市況
(8月17日〜21日)
週間と畜頭数 : 65.3万頭(前年比3.1%減)。 オクラホマシティーにおける去勢牛の体重別100ポンド当たりの価格
肥育牛の取引価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  主要5市場では平均82.08ドル(前週比0.10ドル高)。 枝肉価格は平均130.76ドル(同0.08ドル高)。
牛肉価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  歩留まり等級3(YG3)のチョイスは142.25ドル(前週比0.94ドル高)。Y2〜3のセレクトは135.23ドル(同0.46ドル高)。
豚肉 豚肉市況
(8月17日〜21日)
週間と畜頭数 : 222.8万頭(前年比0.4%減)。
肉豚の現金取引価格 : 前週比で1ドル安〜3ドル高で推移。
 
市況ニュース
生体牛の値上がり続く
 

8月2〜3週は生体牛価格の上昇が続き、肉牛肥育業者にとっては予想よりやや良い状況になっている。トウモロコシの現金取引市場と12月分の先物相場は、前年同期比で40%下回っている。また肥育業者は、ここ10週間に導入した冬期出荷分の肉牛の利益を確定している。

8月3週に営業マージンが今年1月4週以来最高を記録したパッカーは、4週にはサザン・プレーンズ(オクラホマ南部-テキサス北部)で生体牛を83ドル(牛肉価格にして131ドル)で買い付けた。牛肉卸売価格は安定し、副産物(特に皮)の価格はここ数週間で大幅に上昇した。

※2009年8月24 Cattle Buyers Weekly
肉牛価格、ここ数ヵ月は値下がりの予想
 

米国農務省(USDA)のCattle on Feed月報によると、7月の導入頭数は186万3,000頭で前年比12.5%(過去5年平均で7.9%)増加し、アナリスト予測の6.5%を上回った。また8月1日付フィードロット内頭数は前年比2.3%減の964万4,000頭だったが、これもアナリスト予測値より多い頭数だ。しかし、2003年8月以来もっとも少ない数字になっている。

トウモロコシ先物相場値下がりの影響や、導入頭数が少なかった前2ヵ月との比較で、導入頭数はプラスになっている。そのため今後は短期・中期的に肉牛価格は予想値を下回るとアナリストは述べている。

またコールド・ストレージ月報によると、7月は牛肉の在庫が前年比4%、最近5年平均比で2.3%増加しており、牛肉・肉牛価格の安値誘導につながるとアナリストは見ている。

※2009年8月24日 Meatingplace.com
ポーク関連ニュース
NPPC、USDAに豚肉生産者救済を要請。進まぬ頭数削減
 

全米豚肉生産者協議会(NPPC)は8月17日、豚肉生産者が2年近く続いている経済危機を乗り切れるよう、USDAに対し以下の救済を求めた。

  • 2009年度予算を使い、各種連邦食糧計画向けに5,000万ドル分の豚肉を直ちに追加購入する。
  • 支出法32項の支出上限を解除するよう議会に要請し、学校給食を含む食糧計画向けに5,000万ドル分の豚肉を購入する。
  • 2010会計年度開始の10月1日に、USDA年間購入分の上乗せとして、新年予算で最低でも5,000万ドル分の豚肉を購入する。
  • 新型インフルエンザ対策予算10億ドルのうち、1億ドルを養豚業界に割り当てる。
  • 米通商代表部と連携して、新型インフルエンザを理由に不当に米国産豚肉禁輸を続ける国に解禁を働きかける。
  • トウモロコシ原料のエタノール生産・使用拡大が畜産業界に与える影響を検証する。

一方で、未曾有の大幅赤字が続く中、雌豚の頭数削減は昨年を下回っており、対応の遅れを疑問視する声も多い。実際、重量級の雌豚は供給薄でここ数週間に値上がりしている。頭数削減の遅れの原因は以下の点にあると思われる。

  • 今年前半のカナダからの成豚輸入が昨年より約208万頭少なく、大手生産者が12万7,000  頭処分したことで、他の生産者が十分な頭数削減がされたと考えた。
  • USDAが米国内頭数を実際より少なくカウントしていた可能性がある。
  • 雌豚の生産性向上、重量化。
※2009年8月18日 MEATPOULTRY.com & 2009年8月24 Cattle Buyers Weekly
トレンドニュース
携帯でビーフレシピ・栄養価・買い物ヒントをチェック
 

肉牛生産者協会は、これまでパソコンアクセス用だったBeef Its Whats For Dinner.comの簡易版として、携帯用サイトBeef for Dinner.comを開設した。移動中でもこの携帯サイトにアクセスして、牛肉の栄養価、専門家のレシピ、カスタマイズした買物リストなどの情報を利用できる。
詳細は右記URLをご覧下さい。http://www.beefitswhatsfordinner.com/

※2009年8月18日 Meatingplace.com
全米天候/作柄状況
各地の干ばつ監視・天気予報
 

南西部では今後3〜4日間は、モンスーン性の湿気が続くだろう。動きの遅い前線が北部州をゆっくり横断中で、また別の前線が東部の沿岸地域に沿って伸びている。モンタナとノースダコタの干ばつに見舞われている地域は、北部の停滞前線による降雨に恵まれるかもしれない。予報が正しければ、ノースカロライナとバージニアの東部も乾燥状態が緩和されるだろう。カナダ国境沿いから東にかけても、狭い範囲で降雨が予想されている。

8月18〜22日は、西部は例年より高温、五大湖と中部プレーンズ諸州は例年より低温の予報がでている。テキサス南部とフロリダは、引き続き暑い乾燥した天気になるだろう。北部の州は各地とも降雨は例年より少ない。オクラホマから北東部にかけて、降雨は例年より多くなるだろう。

※2009年8月14日 Market Perspective
マーケットデータ
先物取引価格(8月14日現在)
  先物取引価格
牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績
  牛肉・牛バラエティミート対日輸出実績のグラフ
豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績
  豚肉・豚バラエティミート対日輸出実績のグラフ
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