4月17日付のCattle On Feed(米国農務省)によると、フィードロット内頭数と導入頭数は予想通りのレベルだったが、牛の体重は思ったより重かった。フィードロット内の牛の31.6%が体重800ポンド以上で、10年平均の25.3%を上回っている。アナリストは、これで大量の牛が出荷される6月頃には値が下がり、その後は値上がりが期待できるとみている。CMEグループの畜産日報は「飼料の値上がりがなければ、導入頭数が多い状況が続くと出荷牛の重量化が続き、等級制度の変更もあいまって、しばらくはチョイス級の牛が多くなる」と予測している。