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米国産食肉の海外市場回復進む |
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米国産食肉の輸出は6月度も好調が続き、いずれも前年比で牛肉は35%増加(8万9,054トン、3億2,800万ドル)、ポークは倍増(19万2,667トン、4億5,100万ドル)した。その結果、今年上半期、牛肉は30%増(44万5,036トン、15億8,000万ドル)、豚肉は67%増(101万8,467トン、23億ドル)を記録した。2003年同期実績と比較すると、牛肉は輸出量で71%、輸出額で87%まで回復し、豚肉は178%増加している。
上半期の国別状況は以下の通り(前年比):
【豚肉】
- 日本:21%増加 (22万1,081トン、7億1,230万ドル)輸出額ベースでNo.1市場
- メキシコ:23%増加 (16万3,307トン、2億7,037万ドル)
ロシア: |
137%増加 (9万3,531トン、1億9,770万ドル)特にマッスルカットは143%増加(7万5,730トン)。EUからの輸出も増加しブラジルからの輸出減少分(1〜5月で12.5%減)を十分埋め合わせた。 |
- カナダ:22%増加 (8万253トン、2億5,800万ドル)
- 韓国:35%増加 (7万2,058トン、1億5,000万ドル)
- オーストラリア/ニュージーランド:18%増加 (2万5,164トン)
- EU:157%増加 (2万2,761トン)
【牛肉】
- メキシコ:13%増加 (10万5,532トン、4億67万ドル)
- カナダ:38%増加 (7万2,030トン、3億5,670万ドル
- 日本:60%増加 (3万2,039トン、1億6,570万ドル)輸出額ベースでNo.1市場
- 台湾:37%増加 (1万3,685トン、6,675万ドル)
- ロシア:3,102トン(2003年は通年で3,568トン)1〜7月で9,000トン
※2008年8月15日 USMEFニュース |