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米国産食肉の動向 |
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米国農務省(USDA)は月次報告書「World Agricultural Supply and Demand Estimates(世界農業需給予測)」11月号で、以下の最新予測値を発表している。( )内は10月度予測値
【生体牛・成豚予想価格を下方修正】
年内いっぱい続くと予想される肉牛・成豚処理頭数の増加、牛肉輸出の減少を考慮して、USDAは100ポンド当たりの生体牛・成豚価格を下方修正した。
2007年の去勢牛全国平均価格は91.61ドル(92.11ドル)に、2008年度の平均価格も87〜94ドル(88〜95ドル)の範囲に下がると見ている。
一方成豚(去勢豚・雌豚 赤身比率51〜52%)の平均価格についても、2007年は46.98ドル(47.73ドル)に、2008年は44〜47ドル(44〜48ドル)に下げている。
【米国産レッドミート総生産量、今年は増加、来年は減少】
- 2007年度は483億4,900万ポンド(480億9,400万ポンド)に上方修正
- 2008年度は487億2,900万ポンド(488億6,700万ポンド)に下方修正
【牛肉生産量】
- 2007年度は262億4,000万ポンド(260億6,400万ポンド)に上方修正
- 2008年度は261億500万ポンド(261億8,000万ポンド)に下方修正
【豚肉生産量】
- 2007年度は217億7,400万ポンド(216億9,400万ポンド)に上方修正
- 2008年度は222億8,500万ポンド(223億4,500万ポンド)に下方修正
※2007年11月12日、13日Meatingplace.com
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9月の米国産豚肉輸出、過去最高を記録 |
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9月度の豚肉・ポークバラエティーミートの輸出は、輸出量で前年比8%増の10万1,131トン、輸出金額で10%増の2億5,100万ドルに達し、過去最高を記録した。1〜9月期では、90万5,392トン、額にして22億ドルに達し、前年同期比で7%伸びた。日本向けは輸出量で全体の30%以上、輸出金額で40%を占めてNo.1市場になっている。
※2007年11月15日 Meatingplace.com |