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TRADER'S Be & Po NEWS CONTENTS
米国食肉市場ニュース 牛肉(牛肉市況 6/25〜6/29)
豚肉(豚肉市況 6/25〜6/29)
市況ニュース ボックスビーフ・生体牛価格、予測より更に安値か
業界ニュース トウモロコシ播種量、前年比19%増加
消費者教育で食品安全体制への信頼醸成
イベント情報 USMEF、アメリカン・ミートキャンペーンを展開
米国食肉市場ニュース  
牛肉
牛肉市場
(6月25日〜6月29日)
週間と畜頭数 :
  69.6万頭(前年比1.6%減)。
肥育牛の取引価格(100ポンド[約45kg]当たり) :
  主要5市場では平均83.50ドル(前週比2.80ドル安)。枝肉価格は平均132.80ドル(同4.10ドル安)。
牛肉価格(100ポンド[約45kg]当たり ) :
  歩留まり等級3(YG3)のチョイスは138.92ドル(前週比1.25ドル安)。Y2〜3のセレクトは132.68ドル(同1.66ドル安)。
豚肉 豚肉市場
(6月25日〜6月29日)
週間と畜頭数 :193.9万頭(前年比4.3%増)。
肉豚の現金取引価格 :前週比で1.50〜5.00ドル安で推移。
市況ニュース
ボックスビーフ・生体牛価格、予測より更に安値か
 

牛肉市場では、ボックスビーフと生体牛の価格が夏場の底値に近づいている。6月最終週は、翌週の独立記念日の祝日を考慮して処理頭数を抑えたため、牛肉価格は安定化すると思われていた。しかし少なくともネブラスカ市場では、生体牛価格は火・水曜日は前週比でほぼ3ドル安と大幅な下落が続き、枝肉は4ドル安だった。

7月に入ると、ボックスビーフ・生体牛ともむしろ若干値上がりする可能性があるため、底値宣言をするには時期尚早だとアナリストは指摘している。しかし7月は年間で牛肉の売り上げが最も低調な月の一つであるため、2週以降また下降に転じて底値になり、その後8月の需要期で回復するだろうという予想もある。季節柄、ボックスビーフ価格は7月下旬から8月上旬にかけて下がり、その後いったん回復し、9月に再び下がる傾向がある。また下半期の牛肉生産量は、昨年より若干増えると見るアナリストもいる。

※2007年7月2日 Cattle Buyers Weekly
業界ニュース
トウモロコシ播種量、前年比19%増加
 

米国農務省(USDA)の国家農業統計局(NASS)によると、2007年度、米国のトウモロコシ植え付け面積は9,290万エーカーに達した(USDAの当初の予測は9,045エーカー)。これは前年比19%の増加で、1944年以来、過去63年間で最大量となる。農家に有利な価格、エタノール需要の伸び、好調な輸出売り上げが要因。一方で大豆や綿の作付け面積が減少している。特に大豆は15%減となり、1995年以来最小の6,410万エーカーまで縮小した。調査は6月1〜2週に、全米8万8,000件の農家、1万1,000区画を対象に実施された。

詳細は www.nass.usda.gov

※2007年7月2日 Meatnews.com、Meatingplace.com
消費者教育で食品安全体制への信頼醸成
 

米国の消費者は、世界で最も安全で豊かな食品に恵まれている。しかし、一般消費者は食品の生産から流通までの流れについて知識不足で、そうした認識はない。そこで全国豚肉委員会(NPB)は、センター・フォー・フード・インテグリティ(CFI)の会員など多数のルートを通じて、消費者教育を積極的に推進している。

CFIは、ベスト・フード・ネイションとグロウ・アメリカン・プロジェクトの合併により、今年3月に発足した団体で、NPBをはじめ、主要な食品業界団体が支援している。誤った情報の訂正、ベストプラクティス(優良事例)の提示、関係者を巻き込んだ共通課題への取り組みを通じて、正確でバランスのとれた情報の共有を目指している。

主な活動:

  • 消費者意識/トレンド調査(年1回)
  • 業界支援活動/対応
  • 課題検討チーム
  • 農業サミット(年1回、消費者関連の課題検討)
  • ベストプラクティス(優良事例)/検証
※2007年6月29日 Meatnews.com
イベント情報

●USMEF、アメリカン・ミートキャンペーンを展開

米国食肉輸出連合会(USMEF)では、本格的な夏の到来を前に、日本全国でアメリカン・ミートキャンペーンをスタートさせました。キャンペーンでは、様々なイベントやプロモーション活動を展開しています。

■ 「ビーフで元気!キャンペーン」

「家族の幸せ」をテーマに、低脂肪・ヘルシーなアメリカン・ビーフをプロモート。

期間:6月22日(金)〜 8月20日(月)

期間中、キャンペーンに参加しているスーパーマーケット、量販店、小売店などで販売している300円以上のアメリカン・ビーフ商品に貼付の応募シール、もしくは外食店でキャンペーンマークが記載された対象メニューを注文すると貰える応募シールを、専用ハガキまたは官製ハガキに貼り付け応募すると、シールの口数に応じて素敵な夏のレジャー商品が当たります。

その他、キャンペーン参加店舗向けに、売り場用ステッカー、POP、販売員用エプロン、アメリカン・ビーフレシピと安全性をお伝えするDVDなどのツールを用意し、販売をサポートしていきます。キャンペーンの詳細および参加企業については、下記のUSMEFホームページをご覧ください。

「ビーフで元気!キャンペーン」 http://wecare.jp/genki/

■ 「毎日おいしい!キャンペーン」

アメリカン・ポークのやわらかさ・おいしさをアピール。

期間:7月4日(水)〜 8月27日(月)

キャンペーンでは、量販店・小売店で、毎日のおかずとして手軽に食べられるメニューのレシピカードの配布やアメリカン・ポークのロゴをあしらったPOPなど各種の販促ツールを設置。また、対象のアメリカン・ポーク商品に貼ってある応募シールを店頭に設置した専用ハガキに貼り応募すると、素敵なグッズが当たるキャンペーンも開催中です。

キャンペーンの詳細は、下記のUSMEFホームページをご覧ください。

「毎日おいしい!キャンペーン」 http://www.americanmeat.jp/campaign/pork.html

米国食肉輸出連合会:〒107-0052 東京都港区赤坂1-6-19 KY溜池ビル5F Tel.03-3584-3911 Fax.03-3587-0078 URL http://www.americanmeat.jp