6月4日に発表されたスイフト&カンパニー サム・ロビット社長兼CEOの正式コメント
スイフトの大切なお客様各位
先週、我々はJ&Fがスイフトを買収する条件で、スイフトの株主がブラジルのJ&Fパーティシパ ソエスと基本合意書にサインしたことを発表しました。J&Fは、南米最大の牛肉パッカーである JBSの株77%を所有しています。
今までのところ、このニュースは、我社の従業員、供給元、顧客、地域社会において、次の様な理由 で好意的に受け取られています。
この連合は、これ以上の統合無しに競合的な米国とオーストラリアの食肉製造部門を維持します。 お客様の立場としましては、競合的な市場で牛肉・豚肉の購入を維持できます。
我々の将来のオーナーは、現存の強力なスイフトのビジネスを維持・成長させようとしています。 JBSはビジネス成長の力強い実績を持ち、世界的な存在感を向上するために、業界をリードする U.S.ポークやオーストラリア・ビーフの事業そして劇的に収益を改善しつつあるU.S.ビーフの ビジネスといったスイフトの価値ある資産を有効活用することを約束しました。
我々の新しいオーナーは、多角経営を目論む経営者または金融業関係の経営者と比較すると、 食肉パッカーであることに焦点を当てています。JBSは、ブラジル最大の牛肉会社を創出した、 54年に渡る一族の食肉業界に於ける遺産を持っています。彼らの専門知識は、1855年まで遡 るスイフトの品質と技術革新の伝統の上に、我々の地域社会とビジネス・パートナーに対して新た な復元性を構築することでしょう。
この統合された会社は、事業面と財政面において、偉大な強さを発揮します。JBS/スイフト連 合は三大陸での事業を基盤にし、世界中のお客様に製品を供給する能力を持った、世界第一位の 牛肉パッカーとなります。JBS事業の追加は、スイフトの現存のビジネスに強固な多様性をもたら し、改善された収益性とバランスシート上の強みを持つ新しい会社を創出します。
売却は7月中旬に終了すると思われます。それまでは、全ての既存ビジネス契約の履行を含め まして、スイフトから今までどおりご商売していただけるものと念願しております。売却終了の後も、 我々はより強くなった牛肉・豚肉会社として、製品の品質、顧客サービス、従業員の規範といった遺 産を継承していく所存です。
スイフト&カンパニー 社長兼CEO サム・ロビット
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