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「Be&Po」とは、Beef(牛肉)とPork(豚肉)を合わせた言葉で、アメリカン・ミートがもたらす豊かな食の世界を表現しています。 |
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2006年年頭所感
"アメリカン・ビーフの信頼回復に向けて"
米国食肉輸出連合会 会長 フィリップ セング
新年明けましておめでとうございます。
2年近い空白の後、アメリカン・ビーフが日本市場に戻ってきたことをここにご報告できることをとてもうれしく思います。また、これまで2年間ご支援いただいた業界関係者諸氏に深くお礼を申し上げます。
皆さんご承知のように、アメリカでBSE発生以前は日本の牛肉市場の約3割をアメリカン・ビーフが占めていました。日本のたんぱく源としてのアメリカン・ビーフは不可欠な商品であったと申しても過言ではありません。また、一度失った信頼をBSE発生前のレベルまで回復させるにはそれ相応の時間が必要であると考えています。本年はアメリカン・ビーフの安全性確保を目指し、消費者の食肉に対する見方の変化を機敏に捉え、新しい視点から商品と業界への信頼回復に全力をあげて行く所存です。
一方、アメリカン・ポークにとって2005年はチルドポークを中心に、その品質と美味しさに評価を頂いた年であったと言えます。これまで主流であった週末のセール向け商品という位置付けから、定番化商品としての認識を広く頂戴し、この傾向は小売・量販店のみならず、外食でも今後も広がると予想されています。アメリカン・ポークの拡販に向け今までにないマーケティング活動を実施したいと考えております。
本年は今までにまして、日本の業界パートナーとの連携プレーが不可欠な年であり、皆様方のご協力なくしてアメリカン・ミートの成長はないと考えております。本年もアメリカン・ミートを宜しくお願いいたします。
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香港、米国産牛肉輸入解禁
2003年度は9,000万ドル相当の米国産牛肉の輸入実績で、米国にとって5番目の輸出市場であった香港が輸入解禁を決定した。関係当局は「直ちに輸入申請受付を開始するが、書類手続きなど慎重に進める。30ヵ月齢の規制は当面の措置」と述べ、全ての米国産牛肉製品への門戸開放を示唆した。2003年12月のBSE牛発見で多くの米国産牛肉の輸出市場が閉ざされたが、米国は科学的根拠に基づく規定を推進して、これまでに2003年度米国産牛肉輸出額39億ドルの74%にあたる28億ドルまでに市場を回復している。
※2005年12月30日 Meatingplace.com & 2005年12月29日 米国農務省ニュースリリース |
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牛肉市況(12月26日〜30日)
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週間と畜頭数 : 52.7万頭(前年比2.0%減)。 |
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肥育牛の取引価格 (100ポンド[約45kg]当たり) : 主要5市場では平均93.34ドル(前週比2.39ドル安)。枝肉価格は平均150.25ドル(同4.37ドル安)。 |
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牛肉価格 : 歩留まり等級3(YG3)のチョイスは156.86ドル(前週比0.86ドル安)。YG2〜3のセレクトは141.37ドル(同4.50ドル安)。
※2005年12月30日Cattle Outlook (Glenn Grimes & Ron Plain)
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豚肉市況(12月26日〜30日)
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週間と畜頭数:180.5万頭(前年比1.3%増)。 |
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肉豚の現金取引価格:前週比で横這いで推移。 |
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2005年業績、生産者とパッカーで明暗分かれる
昨年は肉牛の総頭数が周期的に少ない状態が続き、価格の決定権をにぎる肉牛・子牛生産者は、2004年に次ぐ過去最高の1頭当たり利益(139ドル)を上げた。素牛(種牛)生産者も純粋種やハイブリッド種が過去最高の売値を記録し黒字を出した。その一方でパッカー、肥育業者、小売り業者は、2004年に次ぐ過去最大の赤字を出した。昨年、生産者は繁殖用未経産雌牛を積極的に確保したため、今年秋には子牛増産となり、価格は前年比で10%ほど下がると関係者は予測している。
※2005年12月26日 Cattle Buyers Weekly |
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日本市場解禁で、米国の市場価格に変動
日本の米国産牛肉輸入再開の決定を受けて、生体牛と卸売り牛肉の価格が大きく回復した。また処理頭数が61万頭と少なかったこともあり、12月3週には牛肉価格が上昇し、2〜3週の牛肉売上と駆け込みの買い付けも予想以上に好調だった。リブとテンダーロインの値上がりに押されて、チョイスの枝肉は100ポンド当たり159.75ドルと、2005年5月以来の高値をつけた。
一方、シカゴ商品取引所の生豚・豚肉価格は下降。日本の米国産牛肉輸入禁止期間中、米国の豚肉輸出は急増したが、今後は必然的に減少するとアナリストは述べている。
※2005年12月19日 Cattle Buyers Weekly & 2005年12月29日 Meatingplace.com |
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2006年3月までの市況予測
2005年12月4週付「Cattle on Feed」レポートでは、11月度導入数が前年比で大幅に増加し、12月1日現在のフィードロット内頭数はここ4年間では最多となった。それでもアナリストは生体牛価格は2006年3月まで堅調が続くと予測し、日本市場の解禁を受けて予想価格を上げている。ヘッジャーズエッジ(HedgersEdge)社は、「第1四半期の平均は91.75ドル、期中の高値は98ドルと見込んでいるが、昨年11月の導入頭数の伸び(おそらく前年比17〜20%増)で、4月には出荷可能牛の供給頭数が季節外れの増加となる可能性もあり」と警告している。そうなると出荷可能牛頭数は、5〜6月度に過去最高になる。
※2005年12月19日 Cattle Buyers Weekly |
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米国の牛肉・豚肉生産量、牛・豚飼育頭数が増加-昨年11月度
国立農業統計局(NASS)によると、昨年11月の生産量は、牛肉が前年比7%増の20億7,000万ポンド、豚肉は2%増の18億4,000万ポンドだった。処理頭数は肉牛が5%伸びて267万頭、成豚は2%増えて913万頭だった。またフィードロット内の肉牛・子牛総頭数も前年比で3%増加して1,170万頭、豚の総頭数も若干伸びて6,120万頭となった。
※2005年12月29日 Meatingplace.com & 2005年12月28・29日 Meatnews.com |
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EU、家畜飼料に成長促進剤の使用禁止
家畜の成長と生産効率向上を目的とした飼料添加物として、最後までEU域内で使用が認められていた4種類の抗生物質が、2006年1月1日より販売・使用禁止となった。今回の措置は、治療目的以外の抗生物質の段階的使用廃止の最終ステップで、抗生物質の濫用や誤用で出現した、抗生物質耐性菌に対処する欧州委員会の戦略の一環。同委員会は、「食品安全はもとより、公衆衛生を考慮した措置」と説明している。今後は家畜の病気治療に限り使用が認められる。
今回EU指定飼料添加物リストから除外される抗生物質
モネシン・ナトリウム、サリノマイシン・ナトリウム、アビラマイシン、フラビンフォスリポール
※2005年12月28日 Meatnews.com |
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