カウボーイが伝授!
アメリカン・スタイルで楽しむURBAN BBQ

5月10日(金)の夜、“アメリカン・ビーフ 男子ステーキ部”部員がカウボーイから肉焼きを学ぶ、BBQイベントを開催しました。会場は、お台場アクアシティ屋上テラスにある weber PARK。東京湾に沈み行く夕日を眺めながら肉焼きを楽しめる、URBAN BBQの名にぴったりな、なんとも贅沢な会場での開催となりました。

  • 見よ!この素晴らしい眺めを

講習内容

アメリカの牧場について学ぶ

ネブラスカ州のJim Ramm氏とミネソタの州のMark Pankonin氏が自身の牧場について紹介。アメリカでは牧場を「Ranch(ランチ)」と呼んでいますが、それぞれの牧場は代々その土地を受け継いできた家族によって運営されています。牧場の規模は大きなところでは東京都よりも広いとか。そしてその広大な土地に放牧された牛たちの世話をするのが、カウボーイです。大人から子供まで、家族が一丸となって、愛情をたっぷりと注いで大切に育てているアメリカン・ビーフ。美味しさのひみつはこんなところにもあるのです。

カッティングデモ

男子ステーキ部イベント恒例行事となっている、USMEF山庄司によるカッティングデモ。今回の部位は、初登場となる「チャックアイ(肩ロース)」でした。肩ロースは首に近い部分とリブロースに近い部分とでは味わいが大きく異なるため、用途のバリエーションも広く、様々なスタイルに生まれ変わります。数種類のステーキカットをはじめ、焼き肉用、すき焼き用などと切り分けながら、筋の処理の仕方などポイントを伝授。デモ台を取り囲む真剣な表情から、皆さんの肉愛がひしひしと伝わってきました。

バキュームで手に入れて、是非ご自身でもチャレンジしてみてください!!

アイダホフィンガーステーキの紹介

『今夏日本初上陸!』となるアイダホフィンガーステーキについて、Trish DowtonさんとTay Brackettさんに紹介いただきました。アイダホフィンガーステーキは、小さくカットしたビーフに粉をまぶしてカラッと揚げた、アメリカ・アイダホ州の郷土料理。家族や友人と集まった時には食卓に必ず登場する、皆に愛されているソウルフードなんだとか。それぞれの家でオリジナルのレシピがあり、それを食べ比べるのも楽しみなのだそうです。

今回試食に用意したものは、カリっとした食感を楽しめるよう、衣にコーンフレークをまぶした日本オリジナル。サルサソースを付けていただきました。ビールとの相性もバッチリで、早くも今年の夏、ブームの予感!

BBQデモ

日本初登場グルメの紹介の次は、ミネソタ州のカウボーイDuane Munsterteigerさんと、アイオワ州で家族と牧場を経営するJenni BirkerさんによるBBQデモ。大きなグリルを使って、豪快に焼き上げてくださいました。

「赤身の旨みをストレートに味わうには、シンプルに塩・コショウが一番!」とDuaneさん。焼きあがったステーキを「みんな食べてみて!」と気さくにふるまってくださいました。本場カウボーイの焼くステーキは、ジューシーで、香ばしく、本当に美味しかったです♪

アメリカでは、「BBQ(=肉焼き)は男の仕事!」だそうです。部員の皆さんも次回BBQするときはカッコよく肉を焼いて、ご家族やご友人をもてなしてあげてくださいね。

実習&試食タイム

アメリカ人を含む、6名1組で8テーブルに分かれ、ポンドステーキと野菜のグリルを焼いていただきました。“話す言語は違えども、アメリカン・ビーフを愛する心は同じ”、ということで、どのテーブルも一丸となってステーキを焼きあげていました。

焼き上がりを待つ間は、アメリカの牧場の写真を見ながら、牛や家族についての話を聞いたり、素敵なオリジナルグッズ(ピンバッヂやステーキ用のシーズニング、牧場のマークが入ったペーパーナプキンやキャップなど!)をプレゼントしていただいたり、と楽しい時間を過ごしていただいたようです。

今回のイベントは、男子ステーキ部部員のご家族やご友人も一緒に参加していただける、という新しい試みでもありました。部員以外の方には、前半の講義やカッティングデモなどややマニアックな内容も入るため、楽しんでいただけるのか少し不安な面もありました。・・・が、そんな心配は無用でした!

皆さん、熱心に耳を傾けてくださり「生産現場について理解が深まって良かった」、「よりアメリカン・ビーフが好きになった」、と嬉しい感想をお寄せくださいました。

ご参加下さったみなさま、ありがとうございました!