本場アメリカのカウボーイが伝授!
アメリカン・スタイルで楽しむURBAN BBQ
5月10日(木)の夜、“アメリカン・ビーフ 男子ステーキ部 第3回男の肉焼き塾”を、開催しました。朝から降っていた雨も昼過ぎにはピタリと止み、少し肌寒さは残ったものの気持ちのよいバーベキュー日和となりました。
今回のテーマは、「本場アメリカのカウボーイが伝授!アメリカン・スタイルで楽しむURBAN BBQ」です。会場は、店舗の外に広々としたバーベキュースペースを備えた豊洲にあるCAFE;HAUS(カフェハウス)。都会でも気軽にBBQが楽しめるURBAN BBQのコンセプトにもピッタリな素敵なレストランに、総勢18名の部員が集結しアメリカン・ビーフについて学びました。
講習内容
アメリカの牧場について学ぶ
肉焼きの講師を務めたのは、アメリカにある広大な牧場で牛を育てているカウボーイたち。まずは、スライドを使って、自身が育てている牛たちや牧場での生活について紹介。日本では想像がつかないほどの広大な敷地であるにもかかわらず、ほとんどの牧場は家族経営が中心、とのこと。先祖代々受け継がれてきた土地で、牛も家族の一員として大切に育てられていることや、従業員の子供も馬に乗って牛の世話を手伝っている様子などを、牧場の素晴らしい風景の写真と共に話してくださいました。
カッティングデモンストレーション
続いて、男子ステーキ部イベントの目玉ともなっている、米国食肉輸出連合会 山庄司によるカッティングデモ&アメリカン・ビーフ レクチャーを行いました。今回の部位はサーロインとトップブレード(ミスジ)の2種。大きな肉のかたまりと、鮮やかな包丁さばきに肉食男子の目は釘付けに。自身でもバキュームパックを購入し下処理から挑戦してみたい、と話す部員も!
BBQデモンストレーション
カウボーイによるデモンストレーションでは、アメリカでは一般的なRub(シーズニングをまぶす作業)の技を伝授。合計8種類ものスパイスを混ぜ合わせたシーズニングを使って、ポンドステーキの焼き方を披露しました。一方で、アメリカン・ビーフの赤身の旨味をストレートに楽しむのには塩・コショウが一番!という意見も根強くあるということで、実習ではRubと塩・コショウの2通りで焼き、味わいの違いを体験していただきました。
実習&試食
6名1組で3テーブルに分かれ、デモで学んだ2種類のポンドステーキをチャコールグリルを使用して焼きました。使用する部位はサーロインとリブアイ。サーロインはカウボーイのRubレシピで、リブアイは赤身肉の強い旨味をシンプルに感じられる塩・コショウで焼いていただきました。
<実習メニュー>
- アメリカン・ビーフ ポンドステーキ(サーロイン / リブアイ)
- オリジナルシーズニング
- グリルドベジタブル
- トルティーヤ、焼きバナナ
American Style Original Seasoning
Rub Recipe
- コーシャーソルト大さじ3
- スモークパプリカパウダー大さじ3
- オニオンパウダー大さじ2
- ガーリックパウダー大さじ2
- ドライオレガノ大さじ2
- 粗びき黒コショウ大さじ2
- 三温糖(白砂糖代用可)大さじ1
- クミンパウダー(あれば)大さじ1
今回の参加部員は、BBQの達人が勢揃い。どのグループも、炭火をうまく使いながら、外はこんがり中は色鮮やかなチェリーレッドの見事なステーキを焼き上げました。
隣のテーブルでカウボーイ達も一緒にBBQをし、部員との交流を楽しみました。
日ごろからアメリカン・ビーフを楽しんでいる男子ステーキ部部員ですが、実際にアメリカでアメリカン・ビーフを育てている生産者から牧場や牛の話を聞くことができ、そしてカウボーイからステーキの焼き方を学べたことは、本当に興味深く貴重な経験だったと、話してくれました。
カウボーイ達の情熱に触れ、本場の味を体験する機会を得て、アメリカン・ビーフを介して部員たちの交流も深めることができました。ご参加下さった部員の皆さま、ありがとうございました!