今年の冬は、やわらかくジューシーな
アメリカンポークのローストポークで
楽しいひと時を
絶品ローストポークが味わえる
とっておきのお店を紹介します
※ローストポークメニューの提供は
なくなり次第終了となります
Kaito Bal (カイトバル) 恵比寿
恵比寿のワイン好きな大人たちが夜な夜な集まる、イタリアンベースのカジュアルなバル。ワインのアテにぴったりなアメリカンポークを使った逸品が、この秋メニューに仲間入り。
「自家製ローストポークのジンジャークリームソース」(880円)を考案したシェフの庄司さんは、都内有名イタリアン出身で肉料理を得意とする敏腕料理人。「アメリカンポークは脂が控えめなので、ソミュール液に一日漬け込んだ塊肉をオリーブオイルと一緒に真空パックにして低温調理しています。そうすることで、しっとりと仕上がり、さらにコンフィしたような凝縮した旨みを楽しめます」。ポークに添えた、生クリームでまろやかに仕立てた西洋ワサビもいいアクセントに。
「アメリカンポークは脂と赤身のバランスがよく、さっぱり食べられてくどくないので、ローストポークにぴったりです」と、庄司さん。ひと技きかせたおしゃれなポーク料理を、スパークリングワインや白ワインと一緒にぜひ。
coffee&baked LOCASA (コーヒーアンドベイクド ロカーサ) 八幡山
蘆花恒春園(芦花公園)の近くに佇む、アメリカの田舎のカフェレストランをイメージしたおしゃれな一軒。モーニングやランチで味わえる「ローストポークサンド」(1,200円ドリンク付き)は、パンからこぼれ落ちそうなほどぎっしり詰まったローストポークが食べ応え抜群!
肩ロースの塊肉を、オレンジジュースや赤ワイン、スパイスなどを加えたマリネ液に漬け込み、焼き目をつけてからオーブンへ。「アメリカンポークは肉肉しさと味の良さが魅力。しっかり火を通してもきちんと肉の旨味が残り、なおかつ歯切れもいい。オーブンでじっくりと火入れすることで、アメリカンポーク特有のジューシーさを引き出しています」と、店主の横谷仁さん。
味が染み込んだローストポークに、目玉焼き、レタス、チーズ、キャロットラペを重ねたおいしいハーモニーを堪能あれ。
SPARERIBS HOUSE HOWDY (スペアリブハウス ハウディ) 代々木店
名物のスペアリブをはじめ、アメリカンポークを使った豪快な料理が自慢のアメリカンダイニングバー。この秋、新たに提案するのが極厚カットのローストポークだ。
「栄養価の高い大豆とトウモロコシを飼料に育ったアメリカンポークは、雑味がなくジューシーなので、シンプルな調理のローストポークに最適。時間が経ってもやわらかいまま、味わいがしっかりしているのが魅力ですね」と、オーナーシェフの朝川 紘二朗さん。
「厚切りローストポーク フレッシュハラペーニョサルサ添え」(300g/1,540円)は、ハーブマリネ液でアメリカンポークの塊肉を1日漬け込み、フライパンで表面を強火で焼いて旨みを閉じ込めてから、低温でじっくりとオーブンでグリル。しっとりみずみずしい舌触りに仕上がり、噛むほどにぶ厚い肉からUS産ならではの甘みが溢れ出る。柚子やレモンが隠し味のハラペーニョサルサで後味さっぱりと味わえ、ボリューミーなローストポークを最後まで飽きずに堪能できる。
Palmetto (パルメット) 尾山台
駅から離れた静かな住宅街に佇む、世田谷区深沢にある「Palmetto」。「子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い層がゆったり食事を楽しめるように」と、あえてこの場所に店を構えたと店主の木村真也さんは話す。
本格的なアメリカ料理を提供する同店の、この秋冬おすすめの逸品が「ローステッドポークwithクランベリーグレービーソース」(2,400円)。クリスマスのあたたかな雰囲気を感じる、うっすらピンク色の肉の断面とクランベリーのソースがこだわりだ。アメリカのスタイルそのままに塊肉を塩とスパイスで寝かせ、オーブンでじっくりと低温で焼き上げる。余熱で中まで火を通し、しっとりジューシーなローストポークに仕上げている。
「肉を噛み締めたときのやわらかな肉質が、アメリカンポークの特徴。ローストポークにすると、そのおいしさが一層感じられます」(木村さん)。70年代のステンドグラスの照明が灯る心温まる空間で、笑顔がこぼれるローストポークのおいしさに浸るひとときを。
Bubble Over (バブルオーバー) 市ヶ尾
1986年創業の「BUBBLE OVER」は、住宅街の坂の上に立つクラシカルなアメリカンダイナー。ランチからディナーまで、終日客足が絶えない地元で長く愛される一軒だ。
この秋から登場する「ローストポークwithハニーグレイズドグレイビー」(2,300円)は、料理長がアメリカの家庭的なローストポークをイメージして作った、どこか懐かしく、誰もが好きな味わいに仕上げている。
料理長の石塚誠さんは、「アメリカンポークの魅力は、肉が持つ優しい甘みと、くせがないのにしっかりと肉々しさがある」と話す。その素材の美味しさを生かすため、あえてシンプルに塩コショウとブラウンシュガーで肩ロースの塊肉をマリネ。肉と一緒に野菜をオーブンでローストし、その際にドリップした野菜の出汁と肉の脂をソースのベースにして、食材の旨みを余すことなく活用して、味わいに一体感を生み出している。
アメリカンポークで作るローストポークのシルキーな舌触りと歯切れのいい柔らかな肉の食感。それに重なる甘めのソースが、アメリカの家庭料理を思わせる気取らない美味しさで誰もが胃袋を掴まれる。
Troubadour (トルバドール) たまプラーザ
アメリカ南部にあるレストランをイメージした、ログハウス風の店内がおしゃれな一軒。アメリカにトリップしたような空間で、本場さながらの味わいとボリュームの料理をいただける。
アメリカンポークを使った自慢の逸品が、料理長の渡部和彦さんが「旨みと柔らかさ」にこだわって焼き上げる「ローストポーク」(1,900円)だ。
使用する部位は、脂が美味しい肩ロース。塩と砂糖をまぶして一日寝かせてから、オーブンで約1時間じっくりと焼き上げ、さらに1時間休ませる。そうすることで「肉汁が凝縮し、食感がしっとり柔らかくなり、肉のなかが予熱でゆっくりと綺麗なピンク色に。アメリカンポークの、脂の美味しさ、柔らかな肉質、肉々しい食べ応えを楽しめる一品になっています」と、渡部さん。
添えるソースは、豚の背骨でとった出汁にニンニクやケッパーを合わせたガーリックハーブグレイビー。パンチの効いたグレイビーとローストポークの後を引く味わいに、食べる手が止まらなくなる。