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アメリカン・ポークは、クセのない風味とうまみを感じるやわらかな肉質が特長です。余分な脂が少ないので、高温で調理すると筋繊維に含まれるたんぱく質が収縮・凝固してかたくなってしまいます。そのため、低温でやさしく火を入れることが大切。そうすることで、肉本来がもつうまみを最大限に引きだすことができ、よりやわらかくジューシーに仕上がります。
![低温調理](img/pc/lowtemp/secret_img1.png)
![低温調理](img/sp/lowtemp/secret_img1.png)
また、肉は部位によって、含まれる脂の量が違います。ヒレやロースなどのより脂の少ない部位は、加熱しすぎるとおいしさが半減してしまうので、火を通しすぎないよう注意が必要です。厚切り肉やかたまり肉は、カットしたときの断面がローズピンクの絶妙な頃合いに仕上げると、よりおいしく召しあがれます。
料理研究家 行正り香さんより
![アメリカンポークを低温調理すると、うま味成分を逃しにくく、「ジューシー」かつ「やわらかく」仕上がります。](img/pc/lowtemp/secret_point.png)
![アメリカンポークを低温調理すると、うま味成分を逃しにくく、「ジューシー」かつ「やわらかく」仕上がります。](img/sp/lowtemp/secret_point.png)
![かんたんロースト](img/pc/lowtemp/secret_type1.png)
![ジューシーとんてき](img/pc/lowtemp/secret_type2.png)
![うまみ成分グラフ](img/pc/lowtemp/secret_graph1.png)
![ジューシーさグラフ](img/pc/lowtemp/secret_graph2.png)
![硬さグラフ](img/pc/lowtemp/secret_graph3.png)
※うま味成分(mg/100g):グリシン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸のアミノ酸総量で計測
ジューシーさ(%):ろ紙でサンプルを挟みこみテンシプレッサーにて圧搾後、圧搾前後の重量から肉汁の割合を算出
硬さ(破談応力、gw/cm^2):前歯で肉を噛んだときにどれだけの力で筋繊維を断ち切れるかをテンシプレッサーにより測定、解析(味香り戦略研究所調べ)
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お肉が最高においしくなる調理のポイントは、「絶妙な火入れ加減と十分な塩加減」。「豚肉は一般的に中が白くなるまでよく加熱しないと食べられない」と思われていますが、食品衛生ガイドラインでは、「中心温度が75℃で1分」あるいは「63℃で30分以上」なら安全とされています。かたまり肉や厚切り肉は、火を通しすぎてしまいがちですが、この「十分かつ適切な火入れ」に達したところで調理をストップすることが、肉のうまみややわらかさをひき出すコツなのです。
まずは一度レシピの通りに作ってみてください。火入れ時間が足りなければ長めに、調理しすぎたなと感じたら短めに、などと調節しながら体験を重ねていくことがおいしさへとつながります。
料理研究家 行正り香さんより
![低温調理で十分な加熱をするために](img/pc/lowtemp/point_sub1.png)
![低温調理で十分な加熱をするために](img/sp/lowtemp/point_sub.png)
「低温調理」は通常よりも低めの温度・弱めの火加減で行う調理法ではありますが、中心部まで十分に加熱してからお召し上がりください。
※“十分な加熱”とは、中心部分の温度が63℃で30分間以上加熱するか、これと同等以上の殺菌効果のある方法、例えば75℃に達してから1分以上の加熱を指します。
![120度ロースト調理時の肉の中心温度計測結果](img/pc/lowtemp/point_graph1.png)
※ヒーター出力1400Wの電子オーブンレンジ調理にて計測。120度設定のオーブンで計65分調理後、アルミホイルに包んで余熱調理を行った。(焼き時間は60分を基本とするがオーブンの種類・機種により加熱に差が生じるため、必要に応じて焼き時間を追加する)
![120度ロースト調理時の肉の中心温度計測結果](img/pc/lowtemp/point_graph2.png)
![](img/pc/lowtemp/bg4.jpg)
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アメリカン・ポークは温度管理に徹底してこだわっています。日本までチルド(冷蔵)輸送される約2週間、低温熟成されることで、肉のうまみが更に増します。安心安全、こだわりの豚肉だからこそ、よりジューシーで柔らかく仕上がり、肉のうまみを存分に引き出す「低温調理」がおすすめです。
![こだわりの豚肉だからこそ、低温調理がおすすめだポ!](img/pc/lowtemp/kodawari_gochipo.png)